2023年の総括
クソofクソ。20年代で最もクソと評価された2022年に匹敵するクソ。
昨年のもろもろのクソの原因はツイッターが壊れたこと、というか20年入ってからのあらゆるクソは「閲覧数が金になる」ってインターネットの仕組みの欠陥が取り返しがつかない形で露呈したという点に通じているのでは?
アメリカの金髪成金ジジイに始まり、注射を打って5Gになるとか、スケート選手の嫁がどうとか、自分より弱い奴に難癖付けてとっ捕まえて自分がお縄についたアホとか、百田尚樹とか。そういや隣の国の一人つるふさの法則のクソボケジジイもインターネッツがお得意でしたね(笑)
冗談はさておいても、ともかく人にリンクを踏ませさえすれば金になるってんなら、嘘でもなんでもついてとにかくド派手な見出しで耳目を集めてなんだったら意図して燃やしてやるのが儲かるための最短経路になるのは自明である。しかも元手は限りなくタダに近いとあってはそれをやらない理由はない。俺だって倫理観の枷さえなけりゃ炬燵でゴロゴロ飛ばし記事書いて暮らしていきたい。
実体経済においては目下のところ適切な質さえあれば需要を得られてそれが金になるという循環が機能しているが、インターネットではそうでもないらしい。現地に足を運び丹念に取材を重ねた記事と、憶測と嘘とででっち上げた記事。得られる広告料が同じとあっては誰だって馬鹿らしくなる。
それが可能であるかというのは隅に置いておいて、閲覧数が直接的に金に代わる仕組みに規制をかけることを検討するべき段階に来たのではないだろうか?このまま悪貨が良貨を駆逐するのに任せていたら、この人類上未だかつてないクソ広大な書庫で焼き畑農業することになるんだぜ?
どっかの誇大妄想狂の経営の天才様は市場経済の仕組みを導入することで、無為に消費されているエネルギーをより良い方向に向かわせられると考えたらしいが、まぁ少なくとも世の大多数はヤツほど勤勉で高潔ではなく、代わりにずる賢くて倫理観のないクソったれだった。ヤツは早いところその辺を認めて素直に己の誤りを詫びるべきだ。
閲覧数以外でどうやって如何にコンテンツの価値を測るのか、と考えると例えばプラットフォーム側で記事の質について精査してそれに奨励金を出すってことが考えられるが80億人全員が発信者の時代にそれは現実的じゃない。他にもいろいろやりようはあるのかもしれないが、やはり閲覧数は簡潔かつ平等なコンテンツの評価指標なのは間違いない。
まぁなんだ。非常に雑な結論だが、結局書を捨てよ、町に出ようというのが個人単位での正解なのかもしれない。インターネットは仕組みからしてクソでしかもそれが薬を飲めば明日よくなる類のものでない以上、そこから距離を置くのは一つ正解なのかもな。
何かしら書けばそれが金になる世の中で金を落とす気のない化石級のクソプラットフォームで馬鹿みたいに書き続けてるお前らはネットの中じゃ五番目くらいに信用できるよ。
ユーザ登録画面に移動