ストライク・トムキャット!!!
DMMの量産型美少女ゲーにF-14Fなる架空の戦闘機が出てきたの。でも同期のF-15だってまだメインストリームの派生型には4世代目のE型しかないのにF-14のF型はちょっと無理があるじゃないですか。
というわけで今宵はF-14の架空の派生型E型を妄想しようかなって。
まぁでもやっぱり米海軍がF-14を採用し続ける未来ってないんだよね。何度考えてみても見えてこない。F-14が仮想的としていた対艦ミサイルを抱えた爆撃機を飛ばしてくるソ連軍は90年代には姿形もなくなってしまうし、中国軍が同様の能力を獲得したころにはどれだけ延命してもやはり機体寿命が見えてきている。
F-15Eみたいに半分くらい新規設計して売り込みをかけるにも、そもそものコンセプトが「空母から発進して敵爆撃機を射程外からなぶり殺しにするミサイルキャリアー」なのでどう改設計しようがマルチロールファイターにはなれない。従って買い手がつかない。
あるいは性能据え置きにして、コスト面で無駄が多い可変翼を固定化したモデルであれば王政が存続した世界線のイランと日本は採用していた可能性がある。ただこれでは本命の米軍からの需要がない。
やっぱりF-14を延命するにはパーレビー王朝の延命が必須じゃないか?むずくない?
F-14の強みってバカ射程のAIM-54ミサイルを運用できることなんだけど、この強みは90年代にAMRAAMのB型が登場すると陰りを見せ始め、2000年代にAMRAAMD型が登場すると完全に陳腐化してしまうのだ。本当に救いがない。
従ってF-14が生き残るには対空以外のことができなきゃダメなわけだが、それはそもそもむいていないというジレンマ。野球選手にもいるよな、若い事先発投手としてブイブイ言わせてたけど歳とともに球威が落ちて便利屋を任されるもこなしきれなくて引退する人。
でもワシ見たいねん。翼下にAMRAAMをしこたまぶら下げてコンフォーマルタンクなんかも背負っちゃってエンジンもごっつええ感じのに換装したちょうつよいF-14がさ。
ごっつええかんじのエンジンとは言うけどさ、F-14DはF110系のエンジン積んでるのに比推力が1を越えなかったあたり何をやっても無駄感はある...そもそもの重量が重すぎるんだよなぁ...
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