新聞に明日はあるか
新聞の発行部数の減少に歯止めがかからない。デジタル社会への移行による部数減少が主な要因とされているが、それだけが原因であるとは思わない。一億総スマホ社会に於いてもケツが拭けること以外にも紙の新聞には強みがあるはずだ。
新聞の人気が無くなった要因には下記の3つがあるのではないかと思う。1.新聞、ひいてはマスメディアが自身の持つ権威性に無自覚であること2.ネットメディアに対し世間の過度な期待をしていること3.新聞の読み方を知らない人間が増えていること特に3が深刻だ。
順を追って論じていこう。新聞は自らを「権力の監視者」を標榜しながらも、自身もまた報道により世間に影響及ぼす権力者であることは誰の目から見ても明らかである。がしかし、新聞は自身の持つ権力に無自覚、ないしは無頓着と言える。
誤報に対する真摯さを欠いた態度こそがその証左と言える。どこの誰にでも間違いは起こりうるものだしそれそのものは許されるべきであるが、多くの読者を抱える新聞の誤報は世間に大きな影響を及ぼしうる。
にもかかわらず、割と新聞はその辺への対応が甘い。訂正記事こそ出すがそれは紙面の片隅にあることが大半であるし、テレビに対するBPOのような検証機関も持たない。
そういう意味で日本ファクトチェックセンターは風穴を開けるのではないかと期待していたが、てんでダメだな、アイツら。ネットで拾える以上の情報を出してこないし、自分らの古巣である新聞に対する検証は行わない。
この項に関しては、というか多分他の項もいろいろ書こうと思えばかけるんだろうけど眠気が優るから駆け足
2.についてはここにいる諸君に対しては言うまでもないよな。そこのお前、プロフに男って書いてあるけどほんとは女だろ?俺は本当に海豹だけど。とまぁこのようにネットの情報なんてものは信用ならない。
っていうと、いやいやYahooのニュースはちゃんとしてるよっていう人もいるかもしれない。だけど落ち着いてその記事を隅っこまでよく読んでほしい。大抵端っこの方に読売新聞電子版よりとか書いてある。
結局のところ世間がニュースサイトとみなしてるものの多くって他所からニュースを収集・転載するサイトであって、自らの足で取材して記事を書く能力のあるサイトは少ない。
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