ゆっくり茶番劇の件
まぁ公式が結論出してないしなんも言えんのだけどな。多分神主殿がよしなにやってくれるのだろうとは思うが。
多分もう、これまでネット界隈になぁなぁなまま存在していたグレーゾーンがもはやそのままの形では通用しなくなったのかもしれないよな。それは世の中が不寛容になったからとかじゃなく、単にネットが大きくなりすぎた。
人が集まれば集まるほど悪い考えをもって近づいてくる人は絶対に増える。人の善意を前提にできるのはごく小さなコミュニティだけなんだ。
そのネットの居心地のいいあやふやさの極北が東方プロジェクトとゆっくり実況なんじゃないか?
東方がなんでああも受け入れられたかって商業性を排してあくまでも同人として活動してきたからだ。そうすることでだれでも二次創作を自由に投稿できたし、その延長としてグッズなんかも作れた。
同時にそれはコミュニティの各人の善意をアテにしたもので、ひとたびこの均衡が崩れてしまえばたやすく崩壊するものと言える。実際、過去に「東方プロジェクト」の名前自体が無関係の他者に商標登録されるという事態があった。
だからってこんな非道な行いがまかり通るような行政はどうなんだって話だが、じゃあゆっくり実況と東方プロジェクトの間の繋がりをこの界隈を知らない人にきちんと説明して権利関係が神主殿に帰属すると証明できる人がいったい何人いようか?下手したら一人もいないんじゃないだろうか?
そもそも商標権というのはその名前を使って商売をするための権利で著作権とは全く別のものだ。「ゆっくり茶番劇」って言葉自体に大きな価値があるとは思えないし、また前述のとおり東方プロジェクトの運営主体たる上海アリス幻樂団はあくまでサークルであり商業的な団体ではない。異議が認められる可能性は低かったんじゃないか?
どうやれば勝ててたのかなぁ...やっぱり2010年代の規模がでかくなった段階で商業に軸足を移すまではいかなくとも、権利関係を明確化してそのうえで外部に開放するって方法も取れたんじゃないかなぁ...分からん。
眠いからとっ散らかってるなぁ
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