炭酸水 。
メッセージ一覧
666 (プロフ) [2018年8月2日 8時] 1番目の返信 [違反報告]大丈夫ですよ、だって田中さん今日本にいるでしょう?(僕は今フィリピン笑うしかない)
本当、その通りで()
ええ、でもものすっごい暑かったんですよマジで(*_*)
「いいんですよ、いいんですよ。僕が自分で選んでことですし、仕事ですからねぇ」
杉野さんが謝るようなことは別に何もありませんよ、と言えば悠樹はゆるりと笑い、少しぼおっとしている様子の杉野の言葉に頷く。濱田さんスケジュールはそんなものか、と頭の中にメモしておけば悠樹は少しだけ復唱して頷いた。
午前で終わりそうなら終わりでいいし、終わらなさそうなら別の日に、という言葉に勿論ですよと返して悠樹は軽く台所を見回す。皿の場所、コップの位置などを軽く頭に突っ込んでいき、味噌汁の火を止めた杉野へと目を向ける。
「わかりました、ご飯ですね。二人分で大丈夫でしょうか?」
棚からお茶碗を取り出し、悠樹は炊飯器に向かう。そして返事を聞けば言われた通りにご飯をよそい始めた。
666 (プロフ) [2018年8月30日 20時] 3番目の返信 [違反報告]暑かったですし、さらに言うとWi-Fi難民になりました(´・ω・`)
ありがとうございます
そうですねぇ、少しは秋らしくなってきましたなあ
「迷惑くらいは慣れてます。あのバカのお陰で僕はこれまでいくら変なことに巻き込まれたことか……だからまあ、気にしないでくださいよ」
何気なくと言った様子で仕事ということを繰り返していた杉野には何も言わず、悠樹は言われた通りに茶碗へと炊きたてのご飯をよそった。おいしそうだなあとぼんやり考えながら綺麗に盛り、少しだけ笑う。
半端に情報屋として働き始めた今でも、もうすでに相当悠樹は面倒ごとに慣れてきてしまっていたしベイルとの付き合いのなかで苦労は重ねてきている。故に心配されるということが久し振りすぎて、少しだけ彼の表情がくすぐったかったのだ。
炊飯器の蓋を閉めて、一応このくらいで良いかなとしげしげと手元の茶碗を見る。けれど考えてても仕方ないなと思い、一度ダイニングの方へ足を向けた。
666 (プロフ) [2018年9月16日 22時] 6番目の返信 [違反報告]接続が悪くって浮上も激落ちしましたし死にそうに……(´・ω・`)
根性で生きられるんですか……!?
口にした温もりが久しぶりで、久しぶりに思えて、悠樹の口許は思わず緩む。美味しくて、温かくて、温かくて、……ぬくくて。
「杉野さんは、料理が得意なんですね」
美味しいです、と呟くと悠樹はまた一口おかずを口にした。悠樹は別に、料理下手と言うわけではない。ただ、自分の料理をあまり上手く感じないだけである。人の料理の方が好きで、食べる方が好きなだけだ。
もくもくとまくまくと出されたものを食べて、悠樹はまた笑う。嬉しそうに、楽しそうに。
666 (プロフ) [2018年9月17日 21時] 7番目の返信 [違反報告]来年までには買います、マルタに行って死んだら元も子もないので(°▽°)
さ、酸素は要らないんですか……!(尊敬の眼差し)
優しい味を飲み込んでいくと共に、少しだけわだかまっていたものが溶けて消えていくのを悠樹は感じていた。自分にのみ明かされない昔話、前世の話が、少しだけだけれどどうでもよく感じる。
杉野から向けられた控えめな、伺うような眼差しに目をあげないまま、悠樹はそろりと瞬いた。思い出さないのなら、思い出すまで自分と向かい合えばいいのだ。杉野やベイルに、わざわざ責任を負わせる必要は、ない。
「ベイルは……まあ、あまり僕の誘いは断りませんが……そうですね、一人のご飯が寂しくなったら、もしかしたら、お邪魔するかもしれません」
杉野さんがそう言ってくださるならまた来てご飯をご一緒したいです、と悠樹は微笑んだ。視線が逸れたことに気付いていたから、そっと顔をあげて杉野の様子を伺う。
彼が味噌汁を飲み干したのを見て、また悠樹は微笑んだ。
「お誘い、ありがとうございますね」