誰でも
「一人月見酒も悪くないかなぁ…」そうつぶやく彼女は青龍の当主、茉里。誰もいない静かな湖畔で月を見ながら酒を飲んでいる。「…なんだか眠くなってきた」彼女はその場に横になる。その目は少し寂しさを帯びていた。眠りに落ちた彼女の目からは一筋の涙が零れた。
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