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第一話～～ドッペルゲンガー～
ある日、友達と追っかけっこをいていたんです。
私とあと２人の友達と弟が１人合計４人で、追っかけっこしていました。
最初は後ろから追っかけてくる３人は見えていたのですが、途中から見えなくなったので、やった勝ったんだと思い、念のため草むらに隠れたんですが、一向に誰も来ないので、ウトウトしていると、チャイムが鳴って教室に戻ったんですが、友達はまだ、戻っていませんでした。
少しすると、戻ってきて、友達に、「なんでここに居るの？」と言われました。
「だって、誰も来なかったから」と言うと、友達が「いたやん！！、さっきまで追っかけてて、門の外に出たから先生に言おうと思ってん」と言われたんです。
詳しく３人に聞くと、私が隠れている間も、ずっと追っかけっこしていて、追っかけていた私は、異常に足が速く、廊下を滑るように走っていたそうです。
そして問から出るとき、弟がみた顔は満面の笑顔で、口パクで「さようなら」と言ったそうです。
そんなことがあって3日後に友達は大怪我して、もう一人の友達は不登校、弟は、池に落ちて骨折したり、私にも友達にも弟にも不幸なことが続きました。
そして、今考えてみると、あれはドッペルゲンガーだったのかなと思いました。
橸＆槇都 (プロフ) [2013年7月24日 17時]
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