うちの子、よその子、誰の子

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からんころん

翡翠 (プロフ) [2017年8月17日 1時] [固定リンク] スマホ [違反報告]

ダイスを振った時の音。最初は馴れなかったからんころんと鳴る音は、今では耳によく馴染んだ音で。思えば、自分のゲーム好きはここから来ていたのかもしれない。なんとなく馴れないけど、心地の良い音。
だから、自分が求めていたのは。好きだったのは、こんな音じゃないんだ。たった数日の間でも一緒に過ごしていて、自分に笑顔を見せてくれた人の、こんな凄惨な末路の音じゃなかったんだ。自分は唯、何もなく退屈でつまらない、平凡なだけの平和な毎日を望んでいたのに。いくらゲーム好きといえど、仲間のこんな惨たらしい姿を見たいだなんて願った覚えはない。ねえ、神様仏様。なんでもするから、元の平和な日常に戻してよ。こんな非日常を、終わりにしてよ。

翡翠 (プロフ) [2017年8月17日 2時] 1番目の返信 スマホ [違反報告]

いつも巫山戯た様な口調のあの娘の心の中。

翡翠 (プロフ) [2017年8月17日 2時] 2番目の返信 スマホ [違反報告]

5分クオだけど少し満足。

翡翠 (プロフ) [2017年8月17日 2時] 3番目の返信 スマホ [違反報告]

ほーらね、予想的中。
みんなから疑いの目で見られ隔離され、距離を置かれているというのに、私の頭は酷く冷静にそんなことを考えていて。だって、こうなることはわかってた。だから言わなかったのに。だから誤魔化したのに。これは『優しい嘘』。残酷な真実を隠して、目を逸らさせる為の嘘。キミ達の為に吐いたって言うのに、酷い言い様だ。いや、本当に酷いのは私かな。私が傷付かない為だけの嘘だったのかも。
「…嘘なんて吐いていないのですがねぇ。真実は時に酷く残酷ですから、それを優しく包んで隠しただけなんですが」
ぽつり呟いた声は聞こえてしまっていた様で、そこにいた彼女に「黙れよ、ひとごろし」なんて蹴られてしまった。あーあ、どこから間違えてたかなぁ。

翡翠 (プロフ) [2017年8月17日 2時] 4番目の返信 スマホ [違反報告]

真実がバレてしまったからこそ、疑われてしまった彼女の心の中。

翡翠 (プロフ) [2017年8月17日 2時] 5番目の返信 スマホ [違反報告]

同じく5分クオ。何がしたいんだ。

翡翠 (プロフ) [2017年8月17日 2時] 6番目の返信 スマホ [違反報告]

馬鹿らしい。何もかも見たくない。だって現実はいつも理想とは違っていて、そんなもんだろうと思いつつもこんな現実を拒否してしまって。だって仕方ないじゃないか、こんなゲームみたいな展開誰も望んじゃいない。これが本当にただのゲームなら、私だって他人事みたいに笑い飛ばしていたけれど。これはゲームなんかじゃなくて、残酷な現実なんだって再確認してしまって。元から嫌だった現実が更に嫌いになっていく。
「あれ、また寝るの?さっき起きたばっかりじゃん」
「…うるさい。寝るったら寝るの。眠いんだから、早く寝かせてよ」
早く眠らせて。夢の中でなら、こんな現実を忘れられるから。幸せなままでいられるんだから。

翡翠 (プロフ) [2017年8月17日 2時] 7番目の返信 スマホ [違反報告]

現実を見たくなくて、ただひらすら眠る様になってしまった女の子の話。

翡翠 (プロフ) [2017年8月17日 2時] 8番目の返信 スマホ [違反報告]

もうよくわからない。

翡翠 (プロフ) [2017年8月17日 2時] 9番目の返信 スマホ [違反報告]

「こうして見るとさぁ」
「何」
「随分減っちゃったよね。最初と比べて」
「…今じゃ7人しかいないもんね」
「ま、これからあと1人は減ること確定してるんだけどさ」
「1人減った後全滅するかはわかんないけどね」
「そこは保坂っち達に頑張ってもらうしかないっしょー」
「…ここで全滅する程度の奴らなら、この後の展開には要らない…からね」
「そーそー。だからさ、うちらも頑張んなきゃね」
「どっちがどっちになるの、結局」
「そこは運次第。なーんて、うちが言ったら狡いかな?」
「…運であんたに勝てる気がしないよ」
「幸運だしねー」

翡翠 (プロフ) [2017年8月17日 2時] 10番目の返信 スマホ [違反報告]
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