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ギャルファッション
1990年代末、コギャルたちが卒業後も「お姉系」などと称してその延長線上のファッションスタイルを貫いたことで、茶髪や金髪の巻き髪、つけまつげなどの濃いアイメイク、ブーツやネイルなどのアイテムで特徴づけられるギャルファッションが生まれた｡
2000年を境に、ギャルたちの間でカラコン(カラーコンタクトレンズ)使用が浸透。ガングロは「ヤマンバ」という極端なスタイルを生む一方、浜崎あゆみをファッションリーダーとする白肌のギャルファッションなど多様化し、2000年代（ゼロ年代）初頭がギャルファッションの最盛期と言われる。
ゼロ年代中盤以降は黒髪のギャルファッションも現れるなどさらに多様化と拡散をとげ、2000年代末にはコンサバ寄りのものからロリィタファッション寄りのものまでが出現するなど、他のファッションとの区別も不明確化していく。このジャンルは2010年代に入るごろから衰退し、2011年以降は典型的なギャルファッションは街角でほぼ見かけられなくなった。2014年頃には「ギャルファッション雑誌」も次々と休刊、時代に一区切りがついた。
隣の緋色。 (プロフ) [2021年2月22日 15時]
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