延命のボード

延命のプロフィール | 発言 (延命の最後の書き込み: 「某排球漫画の3年生組...」 @独り言……ご自由に出入りしてくださいねぇ♪の話題 [2019年4月9日 12時] )

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延命 (プロフ) [2018年10月13日 19時] [固定リンク] PCから [違反報告]

空になったペットボトルが視界に入ると、真っ先に自分を連想する。中にはたっぷり入っている筈だった新鮮な水も、誰かに全てあげてしまえば、それはただの空間でしか無い。形は無い、何かがあった過去の記憶だけはそこに居る。それには、加害者も被害者も、存在してはいなかった。
久方振りに、最初から最後までを思い出してみようと思う。これはまるで儀式の様な、自傷の様な。自身を保つ為に行うだけの、無意味で痛々しい思考回路。巡らせた所で、帰ってくる訳でも無いというのに、本当によくやるものだ。時が経ち冷静になれば、それだけで理解不能になっていく。単純に寂しい気持ちと、それ以上に、湧き上がるものは虚無感。私を空のペットボトルにしたあの人は、今誰を愛し、誰と過ごし、いつ笑い、いつ泣いているのだろう。そこに私は存在しない。少し前までは、それだけで悔しく、言い様の無い怒りと行き場のない恐怖が押し寄せてきていたものだが、ひとつ、気付いてしまってからは、安心できるものへ変化した。
私は過去を愛せばいい。
正確には、記憶の中の、過去のあの人を死ぬまで愛そうと思った。
私は自ら、未来を愛する資格を奪い捨てた。過去に生きる事を誓い、過去を愛し、記憶と過ごす事を許した。この段階まで持って来る為に酷く時間をかけ、身も心も削り続けてしまった。私は、見つけようの無い、未来のあの人を捨てた。これまでの、私の記憶の中に居るあの人を、大切に抱き締め続ける覚悟をした。ようやく導き出した最善を、取り敢えずは裏切る事無く進もうと思う。否、進むと言えば語弊がある。どう言葉にしようか。最も近い言葉を使うとすれば、それは進むではなく、止まるだろう。止まる選択、進まない選択を、選んでいたのは過去の自分。それに応えようと、言葉でヒントを出してくれたのは、紛れもないあの人だ。進まない物語、既に終わった物語を、一見すると人並みに思える様な姿形を保ちながら、それなりに楽しく紡いでいこうではないか。昔の私を恨む事は無い。中身の水を全てあげる相手にあの人を選んだ、それはきっと間違いだったのかもしれない。然し、そう思えるだけ人生に意味を成した経験であり、即ち正解なのだろう。それが私に残された、まだしも救われる、一番の幸せなのだから。
それからは、何の疑いも無い振りをした。時計の音が聞こえた事も、誰かを好きになる素振りを見せた事も、楽しそうに、それこそ忘れた様にはしゃぎ続ける事も、全て当然であるかの様に。偽物の酸素を吸いながら、本物の死んだ卵を育てよう。
故に私は、今日も息をした。

延命 (プロフ) [2018年10月13日 20時] 1番目の返信 スマホ [違反報告]

こんなに長いの書き込めたんだ

延命 (プロフ) [2018年10月13日 20時] 2番目の返信 スマホ [違反報告]

すんごいねえ!!

延命 (プロフ) [2018年10月13日 20時] 3番目の返信 スマホ [違反報告]

何もせず、進む時計の音に耳を傾ける。朝から晩まで、休む事さえ許されないそのリズムは、まるで人の心が移り変わる様子にも思えた。僕は所謂駄目人間で、こいつの様に動き続ける事なんてとても出来やしない。他に会う人や、興味を示すものが無ければ、そこら中に売っているただの時計を尊敬してしまう事もあるのだろうか。
今日も起床は深夜0時。調節をせずに放っておけば、必ずこの時間になっている。何故だろうか、不思議でたまらない。夜型の中でも少々遅れ気味な目覚めではあるが、再び眠りに就くまでの時間も短い。この国に朝がやって来る頃、既に僕は熟睡中だろう。
さて、起きている間の6時間前後、僕にはやる事がある。まずは、朝食…ではなく、薬を飲む事。流石に毎日何も食べていない訳ではないが、今日はお腹が空いていなかった。先ずは、不味い水道水をガラスの器に注いだ。コップでは無く、何方かと言えば皿に近い。それから、眠る前机の上に準備しておいた小粒の錠剤を手に置く。口へ放り込もうとした瞬間、お腹からぐうと大きな音が鳴る。空腹時に薬を飲むと良くないらしい。僕は買い溜めしてある冷蔵庫の中のエネルギーゼリーを、一気に吸い込んだ。ゴミは床に捨て、先程出した薬を飲む。この時間は好きだが、嫌いだ。薬を飲めば、この酷い倦怠感は多少軽減される。然し、水道水の味が最悪だ。わざわざ重くて高いミネラルウォーターを買う気にはなれなかったが、この少しざらざらとした、異物感。水道局からの、若しくは水道管からの、嫌がらせか何かだろうか。
薬の時間が終わり寝室へ戻ると、ひたすら無になる。一点を、壁掛け時計を見つめて、暫く暇を潰しながら過ごしている。その間、常に何かを考え、脳が腐らない様努力をしている。その努力も、結局は無駄なのだろう。自分で、何をしているのか、よくわからなくなってきた。
ただ、なるべく動きたくはない。人として、生き物として、最低限行うであろう事すら、成し遂げるまでに時間がかかる。要領の悪さから、壊死が広がって行く様に、今ではまるで全身が岩だ。これを僕は、地獄だとは思わない。他人から見れば、死体と変わらない、退屈で消えたくなりそうな生活なのだろう。
然し、少し考えればわかる。結局最後は皆死んでいく、結果はわかりきっている人生を、疲れてまで楽しむ必要はあるのだろうか。昔から、僕は何かを楽しむ事が苦手だった。それと同じで、休みが無い生活も嫌いだった。周りの同年代は今頃、会社へ行き、働き、人によっては家族の待つ家へ帰るのだろう。この往復、どうだ?僕からすればこんな事の為に頭や体を使いたいとは思えない。自由が好きなんだ。何をしても何処に居ても、誰からも何も言われない。そんな生き方をしたかった。
だが、最近の僕を傍から見てみれば、全くできていないのではないかとも思える。確かに周りも諦め何も言っては来ないが、同じ事を繰り返している。在り来りな言葉だが、きっと非日常はいつか日常へ変わっていくものなのだろう。生きている限り、自由は無いのか。生きている限り、僕の望みは叶わないのか。
ふと、時計からベランダの方へ目をやった。この場所は確か、何階だったか。覚えてはいなかった。ただ一度、試してみたくなったのだ。
「外へ行けば、自由か」
そう呟いた僕は、数年振りに、この狭い家から飛び出していた。

延命 (プロフ) [2018年10月13日 20時] 4番目の返信 スマホ [違反報告]

クソ文章〜♡♡

延命 (プロフ) [2018年10月13日 20時] 5番目の返信 スマホ [違反報告]

今日の全てに後悔

延命 (プロフ) [2018年10月13日 22時] 6番目の返信 スマホ [違反報告]

私の足りない脳を撫でる手はきっともう見つからなくて
赤いカビの生えた一週間を今終えようとしている
汚染された酸素を取り込み消化不良で下す人生
綺麗に見える夜景も本当は地獄の中の炎に過ぎない
私の膜は貴重な芸術なので、簡単にプレゼントする訳にもいかない
それでも特殊で受け入れてくれる人が居ないのであれば
いくらでも安く皆に売り払ってしまおうと思う
知らなかった曲に泣かされる金曜の夜
私の中に新しいメロディが流れようとしていた
それは心臓の音とリンクして
これ以上は無いのであろう、心地良さを生み出していた
少々強めの自己主張、呟いて流す
海は果てしない
遠くに消える私の言葉を、新しい人がかき消していく
雑音が聴こえる
嫌いな奴が発する音、意味も無く全てが憎い
好きな君達の音は、こんなにも愛おしいのに
あの太陽だって、沈む時間はやって来るものだ
私だって、沈む一週間もある
心配されるのは慣れっこなのよ
なんて幸せなことでしょうね
それでもただ、面倒なだけで
どうせその心配も、私がいなくなるから困るだけで
面白くない私は要らない人達だから
いちいち気にしてあげる必要も無い
声が枯れるほど歌っていたなんて
何ともありふれたつまらない歌詞の様で
使いたいとは思わなかった
それでも事実は事実なので
喉が枯れるほど歌っていた
懐かしい頃好んでいた物を、力任せに引っ張り出した
幸せだった頃とは言えない
今とは別の不幸だった
私という細胞の塊が、どんな進化をしているのか
少し気になってしまっただけで
何も変わっていないのね
未だに結構、面白かった
憂鬱で退屈、簡潔で窮屈な箱
そこから、憂鬱で退屈、複雑でちょっとばかし広くなった箱
ほらね、変わっているみたいで、おんなじでしょ?
そういうものよ
それが私の、勝手な休日でした

延命 (プロフ) [2018年11月16日 23時] 7番目の返信 スマホ [違反報告]

つまらない休日のはなし

延命 (プロフ) [2018年11月16日 23時] 8番目の返信 スマホ [違反報告]

人類皆メンヘラですから

延命 (プロフ) [2018年11月16日 23時] 9番目の返信 スマホ [違反報告]

眠れないから少しだけ。おりちゃ、長文で送ってくださる方にたまーにいるんだけどね。自キャラのことだけで長く書いてるならいいけど、相手キャラの行動や感情まで書いちゃうのはあんまり好きくない。

延命 (プロフ) [2018年11月17日 1時] 10番目の返信 スマホ [違反報告]
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