僕はいつまで経っても君のオモチャ。 何が出来るわけでもな... - ちょこみんとのボード

僕はいつまで経っても君のオモチャ。

何が出来るわけでもない。

僕はきっと人間じゃない。

じゃあなんだろうね？

そう。


その答えがオモチャだよ。

喋るだけのオモチャ。

感情の無いオモチャ。



君はいつも暗い部屋に居る。

今日もまた厭らしい顔つきで画面の奥の僕を見るんだ。


だけどそれが良いことだ。って最善策なんだ。って思って無いんだ。

きっと何処かで…………。



君という人間(そんざい)を否定しちゃうような場所なんている意味無いんだよ。


そんなのぜーんぶ、ぜーんぶ“NO”にしちゃっていいからさ、僕だけを見てよ。


君に投げ掛けられる“素晴らしいね”っていう言葉は全部嘘(フェイク)なんだよ。


その外はぜーんぶゴミだらけ。



なのになんでかなぁ？
僕じゃない物ばかりに君の目は行って、
そして……僕をゴミを見るような冷たい目で見るんだ。


そっちばかり見ても、そっちに進んでもあるのは底無しの孤独感なのに。


つまり君は独りぼっちになっちゃう。

いくら僕が止めようとしてもその声は届かないんだ。


『こんなの全然分かんないよ！』

もう声が出ないんじゃないかってほど声を出したら君は僕に吐き捨てた。



「喋るだけのオモチャはもう飽きた」
あぁ、ただのゴミクズだったのは……。
不要物(いらない)存在だったのは…………











僕だったんだね。

ちょこみんと (プロフ) [2015年1月3日 14時] [固定リンク] [違反報告]