勇者さかなのボード

=この発言について=
本当に取るに足らないような短い話を集めるところです。
私がいつも考えていることを言語化するだけなので本当に中身がなくてつまらないです。
=注意事項=
「ホラー」、「メタ」、「微グロ」等、人によっては不快になる表現がありますが、話の最初に注意書きをするなどの配慮をしません。ご了承ください。
.
以上です。これらのことを許せる方だけお進みください。

勇者さかな (プロフ) [2023年11月2日 22時] 1番目の返信スマホ

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【正社員の対義語】

夜、お風呂に入っているときのことである。
私の頭の中に、とある疑問が降りてきた。
＿＿＿正社員の対義語って……なんだ？
脳内会議が始まった。
脳内の私達はこのクソくだらねー疑問を大真面目に考えだした。
準社員だろうか。パートやアルバイトなどだろうか。
やがて1人の私が、1つの結論にたどり着いた。
「誤社員では？」
「いや正誤じゃないんだよ」
即座に別の私がツッコミを入れる。
「じゃあ負社員？？」
さらに別の私が言った。
「正負じゃないんだよなあ…」
またさらに別の私がゆるくツッコんだ。
このままだと収拾がつかないと判断した議長の私が脳内会議を終了した。
ちなみに実話である。
===
最初なのでゆるめのお話。脳内会議のくだりは比喩です。私にタルパはいないです。誤社員とかは考えました。
クソくだらねーですね。

勇者さかな (プロフ) [2023年11月8日 16時] 2番目の返信スマホ

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【世界を変えろ、メアリー・スー！】

ある世界は嘆いていた。
＿状況は最悪だ！罪のない人々が苦しみ、下らない思想が地面を赤で染めあげる。
世界はある結論に行き着いた。
＿＿指導者が必要だ、圧倒的な光を以て影を焼き尽くすような！あらゆるものを救済し、美しい方へ導くような！
その世界は、人間を作り始めた。
＿すべての人間を、動物を、物を、虜にする美しい容姿。
＿どんな辛さを抱える者にも共感し包み込んでしまう、優しさと背負う闇。
＿そして、何者にも負けない圧倒的な強さ。
＿＿＿少女が、目を開けた。
＿＿＿＿＿世界を変えろ、メアリー・スー！

勇者さかな (プロフ) [2023年11月25日 23時] 3番目の返信スマホ

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【子供の為の鈴の音】

小さい頃から、クリスマス・イブの夜に、遠くに鈴の音を聞いた。
サンタ・クロースが、空を浮かぶソリに乗ってプレゼントを配りにやってくる。普通に考えてありえない話である。だが、毎年、鈴の音を聞き、次の日の朝に望んだ物が枕元にあるのだ。だから、サンタ・クロースはいる、実在である。私はそう、固く信じている。
この年にもなって何を言っているんだ、とでも言われそうだが、本当に聞こえていたのだ。今考えてしまえば、子供特有の都合の良い幻聴なのかもしれない。が、確かに聞こえていたのだ。その時の私にとっては、幻聴なんかじゃなく、確かな音として鈴が聞こえていたのだ。
そして、今年。15歳のクリスマス。窓際で耳を澄ます。

………………ついに、私の耳に、鈴の音が届くことはなかった。