176
「!? ……なんで!?」カレンダーを見て思わず叫ぶ
「……」返事はしない。
「お兄さん、お兄さ……」零斗にすがりつく
「ん?」首を傾げる。
「お家帰りたいよぅ……」ししょーに会いたいと泣き出す
「悪いな……お前の家を、俺は知らないんだ」謝る。
「やだやだ! お家帰る! 僕1人で帰れるもん!」バッと玄関の方へ走り出す
「おい、道が解らんだろ」すぐに追い付き、捕まえる。
「わかるもん!!」暴れる
「それに外に出たいなら、まず飯を食え」話はそれからだ、と言う。
ユーザ登録画面に移動