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「それ、辛いだけじゃないですか……」どうすれば収まりますか?と問いかける
「っ、……」顔を背ける。
「顔、逸らさないでください」私に手伝えるなら協力させてくださいと視線を逸らさず言う
「っ、まじわる、こと……」小さく答える。
「まじわる……」漸く分かったのか顔が赤くなる
「……」顔を今度こそ背ける。
「えっとそれで収まるならいいですよ?」小さく言う
「……ばか」番でもないのに、と唸る。
「ふふ、零斗さんにならいいんです」苦しそうな零斗さんを助けられるならそれでと微笑みながら言う
「……噛み捨てするぞ」脅そうとするが、説得力がない。
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