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『ああ、暖かいな』手を握る。
「ん、へへ……生きてる」小さく呟いた。
『ふは、そうだな』ああそう言えばリアだったか?アイオの妹、と聞く。
「ん? うん、あの子はリアだよ」首を傾げながら頷く。
『可愛い子だったな』突然そんなことを言う。
「ん? ありがと?」首を傾げながら頷く。
『あの家にずっといるのか?』
「まあ、ね。……あんな奇病持ってるから、下手に表社会とか、出せなくて」少し悲しそうに呟く。
「そうか…色々動けたらいいのにな」優しく頭を撫でる。
「うん……」頷き、麗にすり寄る。
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