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(東暁×紫淋)
「大丈夫だ……」優しく囁き、瞼にキスを落とす。
「……ぁ、い」こくこくと頷く。
「ふ……」小さく笑み、再び進んでいく。
「ふあう……っ」東暁の腕にすがる。
「ん……愛してる……」優しく囁き、そして一度止まる。全て紫淋のナカに収まっていた。
「……あ、ぁ……」甘く声をこぼして、震える。
「しりん……」耳元で囁き、微笑んでいる。
「んっ……たいさ……?」少しまだ、躊躇いを持った面持ちで東暁を見つめる。
「よんでくれ……おれの、なまえを」なあしりん、と東暁は目を細めて囁く。
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