92
ELEはその声さえ飲み込むように深く口付けながら、零斗のものを弄び続ける。
「ふぁ……ッ、ぁあぅぁっ……ひッ!」口の端から甘い声を漏らしながらELEに縋り、びくびく震えている。
「……もう一回もらおうかな」などと呟き、再び口にくわえる。根元を扱きながら、ちろりと舌で舐める。
びくっと震えると呆気なく果て、零斗は甲高い声を上げてぐったりとする。
「んぁっ……」こくりと飲み込むと口を離し、抱きしめた。「さすがに疲れたかな?」
「ぅ、あ……」くたっとELEに寄り掛かったまま、零斗は浅い息を繰り返す。
軽く口付けを落とし、背中をさする
「ぇ、る……」喘ぎ声に混じえてELEを呼ぶ。
「なぁに?」呼ばれたのに反応して微笑む。
「……」ムスッとした顔でELEを軽く抱き締め、零斗は顔をELEの肩に埋める。
ユーザ登録画面に移動