六兆年と一夜物語
名も無い時代の集落の名も無い幼い少年の誰も知らないおとぎ話
生まれついたときから忌み子鬼の子としてその身に余る罰を受けた
悲しいことは何も無いけど
夕焼け小焼け
手を引かれてさ
知らない知らない僕は何も知らない叱られた後の優しさも雨上がりの手の温もりもでも本当は本当は本当は本当に寒いんだ
死なない死なない僕はなんで死なない?夢の一つも見れないくせに
誰も知らないおとぎ話は夕焼けの中に吸い込まれて消えてった
吐き出すような暴力と蔑んだ目の毎日に
君はいつしかそこに立ってた
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