2018年6月29日 19時 / 2018年6月29日 19時 / 2018年6月29日 19時 / 2018年6月29日 19時 / 2018年6月29日 19時 / 2018年6月29日 19時 / 2018年6月29日 19時 / 2018年6月27日 16時 / 2018年6月27日 16時 / 2018年6月27日 16時
「…宇佐美と、伏見……?」恐らく彼女のほうが何かしたのか、伏見の顔はリンゴのように真っ赤に染まっていて、一方の彼女とは言うと、苦笑いを溢して彼の背中を見ているようだった。……俺も宇佐美みたいになれたらな。なんてらしくないこと思って、隣の彼女に視線をうつす。 『……あはは…流石ツンデレ…』真っ赤になりながら、デスクに戻っていく彼の背中を見つめて苦笑いを浮かべながらそう呟く。…私も仕事しないと。と座り直して、書類に取り組む。ところで、私何か歓声あがるような、彼が赤くなるようなことしたっけ…?
千「………仕事しないと!」しばらく二人の様子に見とれていたが、ブンブンと頭を振ると、またパソコンに目を戻した。身長があんまり変わらなかったら、あの子みたいに私からも簡単に頭を撫でられたのにな。やっぱりこの身長、デメリットしかないや。 京「はぁ…ったく…///」椅子に座ると、隣の男性社員に軽めのイジリが入る。耳まで真っ赤な彼はそれを軽く睨んで返している。いつも赤面するのは俺の方で、檸は余裕そうだ。どうして同じ人間なのに、こうまで違うんだろうか。
「……千楓…」背が低い男の方が好きなの…?そう聞こうとしたものの、自分で傷付くのが怖くなって、やっぱり何でもない と口をつぐんだ。身長差があるのも良いことばかりではない、寧ろ身長差があまりない宇佐美と伏見のカップルが羨ましく思える。……もう少し小さかったらな。 『……あはは…』一方の彼女も彼と同じようで、にやにやと笑みを浮かべた先輩社員やOLの先輩から質問ぜめやイジリが入る。というのも、彼とは違い彼女は赤くなる様子もなく、ただ苦笑いをして先輩たちが飽きるのをまっていた。
一度名前を呼べば、すぐに口ごもってしまった秋。追求するべきなのか、放っておくべきなのか。千颯には分からなかったが、秋が少し悲しそうな顔をしていた。座っていたので、手を伸ばし頭を撫でる。千「なんかあったら、言ってね…?」 同僚のイジりもおさまったので、気を取り直してパソコンに向かい直す。今日のノルマには余裕で間に合いそうだ。今夜はいつものメンバーで飲みにでも行こうかな。けど古谷が飲めないんだっけ…ご飯くらいにして、時間があったら檸と二人で飲みたいもんだな。
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