類々さん2-9
「いや、多分それはしないと思う」ただ、今の新は一般人だ翔那くん達の敵じゃないと言う
「そ、か……」だからあんなこと言ったんだ、と呟く
「あんなこと?」
「探偵じゃなくなっても、好きでいてくれる?って」聞いてきたの、と言う
「ほー、それで翔那くんは探偵じゃなくなった新を見てどう思う」
「……好きだよ。好きなのは変わらない。…でも少しだけ寂しい」
「寂しい?」それはまたなんでだ? と問う
「……わかんない。でも、新さんの一部分がそれでなくなっちゃったわけだから。…それが俺のせいだとしたら俺は自分を許せないなって」
「翔那くんのせいじゃないぞ」これはあいつの意思だと言う
「わかってる、わかってるけど…!」
ユーザ登録画面に移動