鳥居ノ下デ、さようなら

メッセージ一覧

此処に…この神社に来てしまうのは
何度目だろうか。此処に来てから、
自分が自分ではなくなっていく恐怖感を
抱いているのだが、それでも居場所が
ボクにはないために、どうしても此処に
来る他無くなってしまうのだ。
そんな以前の自分がほとんど
思い出せない中、どうやらボクは
彼を覚えていたようだった。此方に
向かって来る彼に、ボクは彼を昔と同じ
呼び方で呼ぶ。「翔…くん…。」

茜夕/4G復活 (プロフ) [2017年3月5日 12時] [固定リンク] スマホ [違反報告]

(日嵩翔一さん専用です!)

茜夕/4G復活 (プロフ) [2017年3月5日 12時] 1番目の返信 スマホ [違反報告]

一言で言うと、「びっくりした」。人に声、かけられたから。
とりあえず、相手の顔は覚えてるし、名前だって、小さい頃の記憶だって覚えてる。
でも、何でかな。
笑いあったのは、どうしてなんだろう。
助け合ったのは、どうしてなんだろう。
今の俺にはわかんなくなってしまってて、少し胸が痛んだ。ごめんね、仲良くしてくれてた筈なのに。仲良くしてた筈なのに。
また会えて嬉しいと、思えないんだ。
そんな気持ちを塞ぎ込んで、隠すように笑顔を作り、相手と向き合った。
「雪...」

奈那美 (プロフ) [2017年3月5日 15時] 2番目の返信 PCから [違反報告]

雰囲気は変わってしまったが、笑顔は昔の
それそのものだ。しかしどことなく違和感を
感じる。昔の様な心からの笑顔ではない、
そんな気がした。そこそこ長い付き合い
だからだろうか。しかし彼は何故此処に
いるのだろう。彼の恐らく頑張っているの
だろう作り笑いに少し傷つきながらも、
自分はそれすらできず目を逸らす。本心は
とても嬉しい。しかし彼はボクなんかに
会ってはいけない。近づいたらいけない。
だってボクは。それでも突き放せなかった。
「…翔くんも…。此処に、来るんだ…」

茜夕/4G復活 (プロフ) [2017年3月5日 15時] 3番目の返信 スマホ [違反報告]

目を、逸らされた。ちょっと傷付いたけど、仕方無いよね。自分の作り笑いがバレたんだろうし。
もう謝罪の言葉しか浮かばない。
さっき作り笑いがバレてしまった瞬間もやっちまったかな、くらいの罪悪感しか感じれなかった。
俺はどうしたらいいんだろう?
やっぱり無視する方が相手を傷つけなかったのか?
それともこれから仲良くしようと決心してみればいいのか?
分かんねーな。いやでも、別に他人事だし、いいかな。
あぁ、自分の冷たさが怖い、絶望した。
相手の為じゃない。自分の為に友好的に接しようと言葉を紡いだ。
「おぉ、雪...も?」

奈那美 (プロフ) [2017年3月5日 15時] 4番目の返信 PCから [違反報告]

作り笑いできる程器用じゃない。そんな
ボクなんかに話し掛けるなんて変わってる。
でも、きっとこんな奴と話すなんて、ボクと
話したいからではないと考えてしまう。
また暗い事ばかり考える。自分で
そう思うのも虚しい。「ボクは…
居場所がないから…居座ってるだけ…。
クズにお似合いだよね、居場所が
ないなんてさ…。」と皮肉混じりにボソッと
話す。昔はこんなじゃなかったはずだし、
此処に来た後も会ってないから嫌な奴に
なったって思うよね。そう思った。

茜夕/4G復活 (プロフ) [2017年3月5日 16時] 5番目の返信 スマホ [違反報告]

あれ、彼はこんなに皮肉家だっただろうか?
自分の今までの記憶と違う彼の言動行動に少し戸惑う。
「屑とか、自分で言うなよ....まぁ別に自分の事自分がどう思っていようがソイツの勝手だから、やめろとは言わねぇけど。」
ぼそりと本心を漏らす。
少し、やっちまったかもしんない、と思った。
嫌われるかも、と思った。けど、まあ人一人くらいに嫌われたって大丈夫かな、なんて思ってしまった。ごめん、雪。
さっきの言葉を遮るかのように話しかけた。
「え、えっと、居場所無いって、その、どういう事?帰る場所、ねぇの?」

奈那美 (プロフ) [2017年3月5日 16時] 6番目の返信 PCから [違反報告]

ボクも変わったが彼もまた同じだった様だ。
とても冷たい。温かく穏和な彼とは
程遠い人になっていた。これも全て、
願い事の代償、ナクシタモノなのだろうか。
「分かってるね…。誰に止められようが、
ボクがクズがクズである事には
変わり無いから…。」彼は言ってから
しまった、という顔をしたが、ボクは
褒められたかの様にニタァと笑う。
まあ引くだろうが。すると焦って
誤魔化そうと、居場所がない事を
聞いてくる。「…親とは大学に行くのに
一人暮らしするから別れた…。でも大学
行ってない。…人がキライ。ボク自体は…
もっとキライ…。こんなクズになったから
病院通わされるけど、嫌になって此処に
戻ってくる…。誰もいないからね。
基本はさ…。」とそっぽを向いて話す

茜夕/4G復活 (プロフ) [2017年3月5日 16時] 7番目の返信 スマホ [違反報告]

「そ、そうなんだ」
笑った事にはびっくり。
普通嫌がる筈なんじゃないのか?
嫌がる奴だったんじゃないのか?
雪も願い事したんだろう。だから変わってしまったんだ。
でもいいじゃないか。自分の願いがかなって。一つくらい何かをなくしても、望むものが与えられたなら、幸せだ。...俺はよくわかんなくなっちゃったけど。
特に相手を心配する、とかそんな気持ちは全く湧いてこなかった。
怖いくらいに。
「...他人が嫌い、自分も嫌い....分かんねーな、此処に戻ってくれば一人になれて幸せなのか?満たされるのか?今までずっとそうして来たのか?効果はあったのか?...無さそうにみえるけど」
じっと相手を見ながら言う。こんな事言っていいのかな?まぁいいか。自分が今聞きたい。
「一人というか、孤独を求めて此処に来たんなら、俺に会ったって事は嫌か、不幸か?まぁ、どう考えるにしろ悪い方に転がるんだがな。」
どうせ雪はそんな性格だから、マイナス思考に考えるんだろ?とちょっと笑ってみせる。

奈那美 (プロフ) [2017年3月5日 18時] 8番目の返信 PCから [違反報告]

「違う…。言い方があれだったかな。」と
一度言って深呼吸する。
「…一人になるのはキライ。ただ、他の人と
ボクがいるのは申し訳無くて出来ない。
なったらその人が、…絶対不幸になる。
嫌な気持ちになる。それなら、一人がマシ。
ずっとそうしてきたのは…合ってる。
一人で、ずっと傷付けた。
……ある意味、満たされてるかもね」
最後の意味深な言葉は、意味は敢えて
言わないでおこうと思いながら、
また1拍置く。「願いを叶えてもらう為に
此処に来たけど、ボクもこうなるとは
思わなかった。一人になんか…
なりたくない。でもこんなクズ、誰が
受け入れると思う?翔くんが嫌じゃないなら
ボクはこんな自分といて翔くんが平気か
気にするだけ。それに、誰かを不幸に
するのはボクだから…。…ボクは今単純に
翔くんに会えて、嬉しいよ。…例え、君が
嫌だったとしてもね」
そう言ってぎこちなく笑う。

茜夕/4G復活 (プロフ) [2017年3月5日 23時] 9番目の返信 スマホ [違反報告]
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