貴族と奴 隷の町メイズ

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親友二人に裏切られ、気持ちが持たない。垢変。 (プロフ) [2017年12月18日 23時] 1番目の返信 PCから [違反報告]

薄暗い路地裏。傷が痛む。先程、数人の貴族に殴られ、蹴られ、切り傷をつけられ、の連続。冷たい風が傷を痛くさせる。やはり、人間はクソなやつしかいない。俺なんか、気味が悪いから、誰も近寄らない。暴力しか振るわない。久々に前髪をあげ、目の周りが真っ黒な目が見える状態。隈ではない。真っ黒に塗っただけ。真っ黒で、光のない目が、空を見つめる。黒マスクを顎まで下げ、独り言をぽつんと呟く。
「貴族は……まさにクソ、薄汚い。貴族なんか、消え去ればいい」
奴隷の俺からしたらこんな気持ち。建物の隙間から、太陽の光が差し込んでくる。これを見てもイライラしてくる。貴族の様な、宝石の様な眩しさ。夜の方が好きだ。星も、月も、嫌いだ。貴族がつけている宝石と一緒。しばらくしていると、近くから足音が。前髪を下ろし、目は見えない状態。黒マスクをつけなおし、傷だらけの体で立ち上がる。貴族なら、最悪だ。でも、奴隷でも、人間には変わらない。人間自体がクソだ。

親友二人に裏切られ、気持ちが持たない。垢変。 (プロフ) [2017年12月18日 23時] 2番目の返信 PCから [違反報告]

相変わらず不穏な雰囲気の流れる薄暗い路地裏。出来ればこんな場所に居たくは無いのだが身分上仕方の無いことだ。かなり前に見付けたこの空き家。今では完全に自分の寝床と化している。空き家とは言うものの、水は出るし、木もある為に生活には困らない。表の商店でくすねた毛布や食料もここに保管してある。
今日も今日とて、其処で睡眠を取っていると何人もの人間の足音、その後には何か物を殴る音が聞こえ目を覚ます。近頃貴族に奴隷が殺されるという場面によく出逢う。柄では無いが、見過ごして見殺しにするなどもっと柄では無いと思い、ゆっくりとその家を出る。音のする方へと向かえば地面に黒い、否多分人だと思われるものが寝転んでいた。ローレンは急いでそちらへと向かう。
「おい!大丈夫か?怪我して…座っとけ」
こういう場面に遭遇した時はどうするべきなのか、それが分からないローレンは立ち上がる相手の手を掴み、無理矢理座らせる。白い肌なせいか目の下の隈が一段と目立つ相手の顔に少し顔を顰める。

🖐 (プロフ) [2017年12月19日 9時] 3番目の返信 スマホ [違反報告]

「いって……んだよ。」
無理矢理座らされ、少し顔を歪ませる。傷が痛む。彼が顔を顰めたのは、俺の目か、それとも体か、それとも傷か。目の周りが黒いのは自分が塗っただけ。真っ黒で、俺の心にぴったり。と思い、ずっとこのまま、べリリア的には気に入っているが、見た目も、目も怖い。誰も近寄ろうとしない。むしろ近寄ってくるのはクソな人間。貴族だ。そもそも人間自体はクソだ。べリリアはその人間が大っ嫌い。と言うか、座らせた相手は誰だ。顔を見たいところだが、前髪が邪魔で見えない。だが、この前髪をあげるわけにはいかない。目を合わせたら死んでしまう。なにより、元々、べリリアは、人に不幸を与えてしまう。これも悪魔のせいだ。目の前にいる彼に向かっていつも通り、相手を睨み、顔をそっぽに向ける。そのあとに、黒マスクをさげ、口を開く。
「……俺、べリリア。お前は?」
普段はこんな感じじゃない。だが、相手からは同じやつの臭いがした。同じ奴隷、同じく貴族を嫌っている。こいつは気に入った、と黒マスクをつけ直す。

親友二人に裏切られ、気持ちが持たない。垢変。 (プロフ) [2017年12月19日 21時] 4番目の返信 PCから [違反報告]

「あっ、悪い」
相手が怪我人だと云う事もすっかり頭から抜け落ち、咄嗟に謝罪の言葉を告げる。顔を見てはみるものの、再び髪によって閉ざされてしまい、傷の具合は上手く確認出来なかった。
最近の貴族はどうも手荒い。
奴隷だと一纏めにし、女子供見境なく手を上げる。ローレンの中で女性の顔に傷を付けるというのは受け付けられない様で、傷付いた相手を見て、なぜだか自分がイライラしているという始末。そのせいか相手の暗い雰囲気には気付きながらも、睨まれている事など露知らず、胸中で貴族への文句を垂れている。
「え、あ…俺は、ローレン」
俺?もしかして、男か?等と一瞬考えたものの、体付きや身形からしてその選択肢は消え去る。突然名乗られた事で、少し驚きつつも怪我の治癒をしなくては、と思い立ち上がる。
「待ってろ……いや、やっぱいい、べリリアだっけか、お前歩けるか?」
流石にこの状態で此処に待たせるのは適策では無いと判断し、入り浸っている空き家に連れて行こうと考えてはそう尋ねる。

🖐 (プロフ) [2017年12月20日 14時] 5番目の返信 スマホ [違反報告]
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