裏路地の黒猫
メッセージ一覧
壱 (プロフ) [2016年12月1日 21時] 1番目の返信 [違反報告]何かの物音で目が覚める 。 閉じていた瞳のせいで少しぼやけていた視界がようやく晴れる 。ここはどこだろう 、 そんな疑問が浮かび辺りを見渡せばそこは見慣れた公園 。 そういえば 、 今日は日差しがあったおかげで暖かく 、 散歩をしていた 。 そして 、 目に付いた公園にて時間を潰していたらいつの間にか眠ってしまったようだ 。 どこに敵がいるかもわからないというのに 、 不用心に昼寝などをしてしまうなんて言語道断 。何もなかったからまだ良かったが 、 こんな時に敵に襲われてしまったら情けない以外の言葉をかけられない 。
「 ん .. ? 」
念のためというように大事にしている中刀を確認すると 、 青の柄のものはあったものの もう一本の赤がない 。 そのことに目を見開き顔を青くして 、 消えてしまったそれを探すために辺りを見渡す 。 すると 、 先ほどの物音の方角にはどこか懐かしい人物の姿があり __
壱 (プロフ) [2016年12月1日 22時] 5番目の返信 [違反報告]「 .. 貴方は昔から読めない人ですね 」
嘘か誠かわからない相手の表情は不気味 、 なんて言えないほど慣れてしまった 。 相変わらず 、 そんな言葉の方が先に出てしまうなんてな .. と 自分に向けての苦笑を漏らす 。敵のトップが師匠なんて 、 自分でも陸軍に入った意味がわからなくなってしまう 。 ま ァ 、 彼も私もそんなことは気にしないのだろうけど 。
「 大将が 、 ですか ? 」
はっきりいって知らない 。元々対象との関わりが少ない上 、 口が裂けても目の前の彼のことなんか話したくもない 。 話してしまったとき 、 師匠であることがバレ たら一生の不覚だ 。子供のように唇を尖らせる相手を横目で見ながら 、 呆れたような微笑を浮かべる 。