裏路地の黒猫

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木葉 殿 _

(プロフ) [2016年11月27日 15時] [固定リンク] スマホ [違反報告]

溜まっていた仕事から やっとの思いで開放される 。ひとつひとつの仕事に時間をかけてしまうせいか 、 人よりも容量が悪くなってしまう 。 直せと言われていても 、 そんなことをすれば適当な内容のものになってしまうわけで 、 それは自分の掟に反することだ 。気分転換を理由に外へ出ようと 最近の気温を気にしてコート を羽織れば目的地へと足を進める 。

「 .. 久しぶりに来たな 」

小さい頃はよく来ていた公園は 、 ここの街の風景には似合わない 。紅く染まった葉が 、 黄色と一緒に地面の絨毯を引いていることに風情を感じながら足を踏み入れる 。よく剣の練習をしていたこの場所は 、 今の自分に欠かせないものを教えてくれた場所でもある 。 懐かしい雰囲気に飲まれて頬を撫ぜる風が心地よくて 、 ベンチに座り目を閉じる 。

(プロフ) [2016年11月27日 16時] 1番目の返信 スマホ [違反報告]

目をつぶり 、 心地よい風を感じていると何処かに懐かしい声が聞こえた 。その声に反応して目を開くと 、 予想通り 師匠であり 、 兄のような存在の人が目の前に立っていた 。相変わらずの目つきの悪さで 、 かなり猫背なその姿は童心に返ったかのように暖かくさせる 。

「 走兄さん 、 御久しぶり 」

昔と変わらずの呼び方で兄さんと口にすれば 、 頬を緩めて笑を浮かべる 。敵ではあるが 、 相手はそれ以前に自分の大切な人 。 今くらいは立場なんて忘れても罰は当たらないだろう 。一応と言ったように 立ち上がって会釈をする 、 ヒールを履いているということもあり 、 相手よりも少し高い身長に喜びながらも相手が猫背であることを悔しく思ってしまう 。

(プロフ) [2016年11月27日 16時] 2番目の返信 スマホ [違反報告]

揶揄うときの笑い方は相変わらず楽しそうで 、 揶揄われているというのにこっちまで笑ってしまう 。昔はもっとあった身長差も 、 今ではここまで縮まったことを知れば時の流れというものは早いものだとしみじみ思う 。

「 身長が負けるのが嫌なら猫背をやめたらいいのに .. それでも 、私と同じ目線だけど 」

ヒール は狡ではなく体の一部だ 、 なんて主張しながら相手の頭に掌を向けるようにして手を翳す 。 大体の自分の身長まで手を上げれば 、 こんなにも差があるのか .. と改めて相手の猫背の酷さを実感する 。いつか抜かそう 、 そんな目標を胸にどんなに時が経っても変わることのないこの関係に絶対的な信頼を得ていることに笑をこぼす 。

(プロフ) [2016年11月27日 17時] 3番目の返信 スマホ [違反報告]

最近 、 何かあっただろうか 。 相手の質問に答えるべきの答えを探すも 、 思い浮かぶことがない 。 嗚呼 .. 思い浮かばないのは充実しているからだ 。

「 仕事が増えてきた 、 でも .. その分必要とされてるみたいで楽しいよ 」

この場に偽りはない 。 彼が勧めてくれた陸軍で 、 不幸と呼べるようなことは無かった 。やはり今の私がいるのは目の前の彼のおかげということか 、敵という立場になるというのに私のことを考えてくれた相手に心の底で感謝を伝える 。

「 .. 、 勿論 受けて立つ 」

剣を掲げた相手の様子を見て口角を上げて頷く 。 自分が相手にどこまで追いついたか 、 それを示すことが出来る機会はそう多くない 。 彼の本来の武器である銃を使われたら命はないだろう 。 コート とネックレス を外してベンチの上に置けば 、 中刀の一本を左手に握らせてもう一本は待機ということで左腰に差しておく 。

(プロフ) [2016年11月27日 17時] 4番目の返信 スマホ [違反報告]

剣を構える姿勢から居合だろうか 、 それとも .. 次の相手の行動を予想しながら目を瞑り呼吸を整える 。 いつもより落ち着いた呼吸であることから 、 今の自分は本調子が出せそうだ 。左手に握っている刀に力を込めて 、 地面を蹴ると同時に目を開く 。 いつもよりも開けた視界 、 頬を撫ぜる風が心地よい 。相手まで数歩というところまで行けば 、 更に地面を強く蹴り跳ねる 。 空中で半回転するように 、 遠心力に力を乗せてあいてに斬りかかる 。

(プロフ) [2016年12月1日 19時] 5番目の返信 スマホ [違反報告]

結構な自信があったのだが 、 それを相手は難なくとは言わずとも受け流してしまう 。 流石だ 、 なんて口角を上げてしまうのは戦い中では良くないことなのだろうが 、 気持ちが高ぶってしまったのだから仕方ない 。 ある人から学んだこの剣 、そう簡単には敗れはさせない 。

「 兄さんからどうぞ 」

後ろに飛び退き 、 二本目の中刀を握りしめ相手を待つ 。彼の本気は銃 、 それで来られたら軽傷では済まないんだろうな 、 なんて思いながら

(プロフ) [2016年12月2日 19時] 6番目の返信 スマホ [違反報告]

走ってくる相手を身構え 、 握る手に力を込める 。 向かってきていた相手の姿が消えた 、 その一瞬目を見開く 。消えた先は直ぐ下 、 だが反応が遅れてしまい足を取られてしまう 。傾く身体 、 そのまま倒れるわけにはいかないと左手に握っている中刀を相手に向かって投げる 。投げたことによって受け身が取れず 、 地面に勢いよく倒れてしまう 。

「 ッ 、 ! 」

頬から少しの血が滲んでいるのがわかる 、 右手握っている刀を起き上がりの体制で向ける 。これが本当の交戦であったら確実に仕留められていただろうに 。

(プロフ) [2016年12月3日 9時] 7番目の返信 スマホ [違反報告]
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