神々の享楽ー本編ー

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誰でもお願いします〜
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忘却の庭園を目の前にしてただずんでいる大男と幼女。
「おーくまぁ、そろそろいーんじゃないのー?」
もう眠いよー帰りたいよーと駄々をこねているのは怠惰の使者、ベルフェゴール。
その幼い見た目とは裏腹に使者の中では2番目に生まれたそれなりの実力者だ。

「...もう少し待ってくれベルフェゴール。ほら、マシュマロやるから」
それに応える大男は鬼熊。オカン気質なパワー系の怪奇でベルフェゴールと契約を交わしている。

なぜ二人が庭園を眺めているのか、その理由は鬼熊の溢れる闘争心を抑えるためなのだが、二人の様子を見た人は思わず突っ込んでしまうことだろう。
なぜあの大男は肩に幼女を乗せているのか?! と。

「おーくまぁ、マシュマロ無くなったー」
「いくら何でも食べるのが早すぎるぞ?!
普段からそれくらいの早さで行動してくれたらいいんだけどな」

本人達にとってはほのぼのとした日常的光景だが、会話の内容が聞こえない周囲の人達には誘拐にも見えてしまう。そんなことはつゆ知らず、帰ろうと動き出した2人に人影が近づいてきた...

ぺろ (プロフ) [2018年1月16日 22時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]
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