御影「……できた…!」(病院のキッチンを借りてチョコレートを作っている少女がいる)
「おー……御影かー…」(ヒョコッとドアから覗いてみる。なんだか甘い香りがして、軽く眉根を寄せ付け
御影「あ、永遠ー」(いつもなら絶対にしないような子供っぽい笑顔をうかべる)
「……何やってんだ」(思わず胸を跳ね上がらせれば、頬を真っ赤に染め上げ、そう尋ねる)
御影「チョコ作ったの!」
「チョコ…かぁ……」(甘いものが苦手なのは昔から分かっているらしく、思わず苦笑し
御影「はい!あげる!」(そんなことに気付かず、作ってラッピングしたものを渡す)
「あ…あぁ……さんきゅな…」(満面の笑みで渡されると、流石に自分は食べれないと言いにくくなり、おどおどと返事をする
御影「…もしかして…いらない…?」
「……そんなこと一言も言ってねぇだろ」(ピンと軽く彼女の額にデコピンを食らわせれば、貰った袋からチョコレートを取り出して口の中に放り込み
御影「いたっ……ふふふ…」(小さく声を漏らしてから、チョコレートを食べた相手を見て、笑顔になる)
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