「地下のせいか、暑さを感じにくいな…」ふと上を見上げて、小さくため息をつく。
「んー、そうですねぇー」数分か前からベンチの隣に立っていた少女が同感する
「え、あぁ。ありがとうございます?」
「全く、暑くないせいで、お兄ちゃんの●●●姿が見れないじゃないですか..」←ブラコン発言をする中学生らしき少女
「んん?」首をかしげて曖昧に微笑む。(お返事が遅くなり申し訳ありません)
(此方こそ)「いえ、忘れてください」ニッコリと微笑み返す
「あぁ、はい」深入りはしないでおこうと考えながら、愛想よく笑った。
「でも、汗はさほどかかなくて済むのはいいですよね」無邪気に、しかし礼儀正しく笑う
「そうですね。気温差も少ないですし……」うーん、と空を見上げる。
「ええ。私の気象病も発症しなくてよかったですよw」真似する
「き、気象病?」
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