名隠しの町

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外画に出てきそうな身なりの青年が町の有名な猫カフェへと面接に来たのはつい昨日の事だ。
あまり人口としては多くない辺境の地ともいえるこの町では店があってもどこも店員不足で危なそうな奴でなければ即採用…。そんな状況であるからか勿論彼も例外ではなく、
「今日から入る事になった壱といいます!……皆さんヨロシク」
翌日淡い紫のYシャツを来たスーツ姿を猫カフェ店員の制服に変えた青年は開店前の朝礼で従業員たちの前に立っていた。

(プロフ) [5月6日 14時] 1番目の返信 スマホ [違反報告]

専用

(プロフ) [5月6日 14時] 2番目の返信 スマホ [違反報告]

店長「壱くんはまだ入ったばかりでわからないことが多いと思うから、お世話係として依くんが教えてあげてね」
「え、あ、わかりました」
やる気のなさそうな奴に教えるよりかはマシだが、なぜ俺に命じたのか。
たしかに、ここで働きだして結構経っているが、ほかに優秀な店員はいるだろうに。
新入りさんに軽く会釈をし、仕事を教えることにした。
真面目な奴だといいが。

真衣 (プロフ) [5月6日 16時] 3番目の返信 スマホ [違反報告]

面接を担当していた店長から紹介された人はなんというか中性的な人だった。
女と言われれば女に見えるし男と言われれば男に見えなくもない。そんな印象で当然、ただの人間じゃないのはすぐわかった。
でも深く追求しないスタンスでいくのが此方のやり方。聞かれたら答えようと思いつつ軽く会釈してきた相手ににこりと笑みを浮かべてみせる。
…備品の場所や大まかな仕事内容、お客様の対応は開店してから実践を踏まえてと言われある程度の説明を終えると漸く猫の従業員さんとの対面。
「…おお…!これが猫…?」
各々の場所でゆったりと寛いでいる猫を見れば今までの真面目な雰囲気ががらりと変わり目をキラキラと輝かせている壱の姿があった。

(プロフ) [5月6日 18時] 4番目の返信 スマホ [違反報告]

「あ、えっと…お客様のご迷惑にならない程度だったらいくらでも触っていいので…。あんまり大きい声だしたりすると猫がびっくりするので、なるべく気をつけてくださいね」
足元によってきた黒猫を抱きあげ、目を輝かせている新人を眺める。
不思議なやつだが、人ではないのは初めて見た時から大体わかっていた。
妖気が少し出ているが、猫が怖がらないのが少し不思議だ。
なにはともあれ、猫と仲良くできていれば別に文句なんかはなかった。

真衣 (プロフ) [5月6日 18時] 5番目の返信 スマホ [違反報告]

「マジかいくらでも良いの?!」
んじゃ遠慮なく~!と話をちゃんと聞いているのか分からないくらいの明るさで手近にいた虎猫に狙いを定めて近付いた。
「初めまして猫さん。これから働く事になったからヨロシク!」
しゃがんで猫の鼻先に自分の手を近づける。すると猫がクンクンと鼻を鳴らして手を暫く嗅き始めた。スリ…と頭を擦り寄せてくれたのを確認するとよしよしと撫でてまた次の猫へ向かっていく。それを数回繰り返して全部の猫に済ませると、壱は満足した様子で依の元へ戻ってきた。
「全員の猫さんに挨拶してきました!…初めて見たけど超可愛いね!」

(プロフ) [5月6日 19時] 6番目の返信 スマホ [違反報告]

「え…あ、はい。猫さんと仲良くなれそうですね」
少し困ったように眉を下げて微笑む。
俺もたまに猫に話しかけるたり、話しかける客は何度がみたが、ここまでのやつは初めてだ。
第一印象は言うまでもなく、へんなやつ。
猫に怖がられないかと少し心配していたが、猫も心を許しているようなので放っておくことにする。

真衣 (プロフ) [5月6日 19時] 7番目の返信 スマホ [違反報告]

「ここの猫さんたちはヒト慣れしてるからだと思うけどネ!…あ、でもまだ挨拶してない猫さんが残ってた」
彼が少し困りぎみなのも気にしていない様子で依が抱き抱えている黒猫に気づくと少し距離を近づける。
「キミも俺と仲良くしてくれるといいな?」
そう手を伸ばす。しかし、黒猫の顔に近づきそうといったところでバシッと猫の小さな手に叩かれてしまった。「痛っ」と小さく声をあげた壱の手からは思ったより黒猫の爪がたっていたようで僅かな切り傷と血が垂れた。
滴る自身の血と傷口を目を細めながら見つめている。

(プロフ) [5月12日 18時] 8番目の返信 スマホ [違反報告]

「あっ、こら、クロ。…すみません、クロは来たばっかりでまだ僕くらいにしか懐いてなくて」
黒猫が物陰に隠れ、それを見送った後に眉を下げて謝る。
「あの、傷手当するんで…」

真衣 (プロフ) [5月12日 21時] 9番目の返信 スマホ [違反報告]

「…ん?ううん、イイヨ!たいしたこと無いし舐めときゃ治る治る」
謝る彼の提案をにへらと笑ってやんわり断りをいれる。
ただの切り傷で手当ては大袈裟だよ!と付け足すと物陰に隠れてはいるが視線が此方を見ている気配のする猫の視線に目を合わすとにやり…と意地の悪そうに笑った。
「…ツレナイ子って無性に振り向かせたくなるよね……ヒヒッ」

(プロフ) [5月12日 23時] 10番目の返信 スマホ [違反報告]
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