鈴凛のボード

鈴凛のプロフィール | 発言 (鈴凛の最後の書き込み: 「拍子抜けするほどあっ...」 @鈴凛のボード [4月27日 2時] )
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(出会い目的の書込は法律で罰せられます→ルール)

メッセージ一覧

二次創作メモ

鈴凛 (プロフ) [1月3日 23時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

ああ、嫌な夢を見た。今はそんな夢を見ている場合でもないのに。
「なんで、思い出させるのかなぁ・・・」
悪夢に魘され、目覚めてみたのは病院かと思うほど殺風景な近未来的自室で、もう何年もこの部屋で寝起きしているのに何故か未だに違和感が拭えない。
頭を振って悪夢やマイナス思考を飛ばす。
伸びをしてベットから降り、体のラインが出る白と緑の制服を身につけ、身支度を整える。洗面台にある化粧用品は薄く埃を被り、もう使われなくなってしまっていた。
廊下に出ると、始業時間の前だというのに、騒がしく職員達が慌ただしく行き交いながら、連絡事項だけを伝え、また小走りで駆けていく。
その脇を通り、途中何度か先輩の職員から腕に管制室へ届ける荷物を載せられ、喧騒の中心である管制室まで足を進める。
自動で空いた扉の先には、今だ人理の光を灯さないカルデアスが宙に浮かび、その近くで所長とDrロマンが何か話していた。
自分の席に着くと、スグに仕事が回され、矢継ぎ早に内容と提出期限だけを伝えられる。仕事の多さに溜め息を吐きながら、ふと隣の同僚に話しかける。
「所長達どうしたの?」
「なんか一般枠がどうこうって」
「魔術師足りないの?」
「いや、足りてるはずなんだけどね」
「ふうん」興味なさげなのがバレていたらしい。君が聞いたんでしょ。と言いたげな視線に、曖昧に笑ってごまかす。
人類に未来が無いと分かってから、カルデアはめまぐるしく変化した。始業時間、就業時間という概念は消え失せ、徹夜、早朝起きの職員も珍しくない。次々と降ってくる業務をこなす日々。
所長はその状況に苛立ちを募らせ、いつもポヤポヤしているロマンに当たり、そのポヤポヤした反応にまた苛立ちを募らせ・・・・・・。と、とにかく悪循環に陥っていた。そしていつも、その喧嘩の仲裁として売られるのは、面倒ごとはとことん避ける魔術師でなく、技術職で、その中でも若輩者。つまり、私みたいな人だった。
そして今もまた、その二人の話し合いがヒートアップして段々大きな声になっていく。
お願いだから、大事にならないでという願いとは裏腹に、段々と激化していき、職員達からの注目が集まる。それに応じて、私たちに対してもチラチラ視線が集まり始めた。

鈴凛 (プロフ) [4月21日 2時] 6番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

若い技術者数人で顔を見合わせる。仕方ないと言いたげにみんなが首を振り、誰が行くか窺い合っているのを見て、仕方ないと気合を入れてロマン達の方へ向かう。今度絶対に奢ってもらおう。
更に激しさをましていた言い合いに、
「まあまあ」そう言って割入ったものの、所長の怒りは治まらないようで、ロマンを指さして、「アイツが!」と言い募る。
「Dr.ロマンがどうかしましたか?」
「レイシフトの一般枠を作るって言うの!」
「それは、どういう・・・」
困って目を向けると、ロマンは普段よりキリッとした顔で口を開く。
「魔術師の家系ではない、一般人を入れようってだけだよ」
「それは」
思わず言い淀む。今回もただの言い合い程度だと考えていたけれどそうでは無いらしい。今後の方針を決める喧嘩に口を挟んだことを後悔しながら、頭を回す。
「ドクター、何で一般枠を作ろうとしているんですか? こう言うのはアレですが、魔術の習得には多くの時間が必要と聞きますし、正直、その、戦力にはならないのでは・・・・・・」
「そうよ! 魔術のことを何も分かっていない一般人なんて足手まといになるだけよ! そんなものに時間やお金をかける余裕なんてないの!」
所長が味方を得たことで勢いづく。騒ぎはさらに大きくなり、野次馬なんてしない人でさえ、なんだなんだとこちらを見る。
「レイシフトの適合者は少ない。一般人だろうと人数が多いに越した事は無いと思うし、なにより、技術者や魔術師ばかりのカルデアで一般人の目線は大切だと思うんだ」
冷静な口調のロマンの話に、所長が言い返そうとして言いよどむ。
何か思う所があって、納得できる部分もあるのだろう。
「でもカルデアにはそんな余裕ないのよ!」
それもまた事実だった。今は一分一秒も無駄にできない。そんな言葉が飛び出すくらいの状況だった。所長達の言い争いは止まず、このままじゃ一向に解決しない。口を開こうとしてもなにを言えばいいのか分からず、また口を閉じる。
「ロマンとじゃ話にならない! レフ! レフはどこにいるの!」
激昂した様子の所長が、そう言って辺りを見回すのにつられ辺りを見回すが、彼らしき人物はいない。一人二人職員が席を立って、小走りで廊下の方へ向かう。レフ教授を呼びに行ったのだろう。
職員と目が合うと、気の毒そうと顔を歪められたり、後でお茶をしようとジェスチャーをされたりして、何で首を突っ込んでしまったんだろう。と少し前の自分の行動に疑問を持ってしまう。
雰囲気の悪い所長と、いつもよりはシャキッとしているものの未だポヤポヤしているロマンに挟まれて、何も言わず、只どうにかなれ!と祈り始めたところで、少し職員の一部の方で、ざわめきが発生した。

鈴凛 (プロフ) [4月21日 2時] 7番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

太宰続き。
「また君かい?」
聞き覚えがあった。昨日聞いた声と全く同じだった。
まさか、いや、そんなことあるはずない。昨日よりはマシな、けれど震える手で付けたフラッシュライトが前と同じように彼を照らす。そこには、昨日と何も変わらない、整った顔に高い背、包帯を体に巻き、汚れたコートを身に着けた太宰治がいた。
「ゆめじゃ、ない?」
「そうなんだよ、悲しい事にね」
そう肩をすくめ、やれやれと首を振った彼は、一度しか来たことの無い私の部屋の電気を勝手知ったるとばかりに付け、呆気にとられている私を放って、勉強机の上を物色し始めた。
止めようとして、けれどどう声を掛けたらいいか分からず止まる。それでも意を決して口を開こうとした時、彼の手が止まって、「太宰治・・・・・・?」と呟いたのが聞こえる。その手にあるのは「人間失格」太宰治の生涯最後の完結作だった。
そうだ、確か机の上に置きっぱなしに・・・・・・! 思わず青ざめる。彼の、モチーフとなった人物の著作。それを彼が見るという事がどう影響するのか、私には分からない。
彼は私の方を一瞥した後、手元に目を戻し、ふぅんと本を開く。パラパラと冒頭を少し読み、本を閉じる。

鈴凛 (プロフ) [4月25日 0時] 8番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「流石、私! 別世界でも天才だね!! 君もそう思わないかい?」

鈴凛 (プロフ) [4月25日 1時] 9番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

拍子抜けするほどあっけらかんと言った彼は、手に持っていた本を置いて、近くにあった本棚を覗いた。ふむ。と口元に手を当て、その背表紙を確認する。本棚を見て流れていく視線にまた心臓が嫌な音を立てた。
あの本棚には、明治大正期の文豪の作品を多く置いていた。太宰治、芥川龍之介は、勿論。中原中也、中島敦、坂口安吾、そして、織田作之助。
どういう反応をするのか怖いもの見たさで、彼の顔をうかがっていると、彼は何でもないかのような顔をして、一つ本を手に取る。
パラパラと数ページ読んでは、次、また次と、本を次々と手にする。
「私たちが本を書くような世界があるなんて、思いもしなかった!」
いや、彼女は私を知っている様子だったし、高次元的な世界かな? ページの仕組みも、高次元からの干渉という説も・・・・・・。
そう難しいことを呟きだした彼は、ふと顔を上げ、私の視線に今気づいたかのような顔をした。

鈴凛 (プロフ) [4月27日 2時] 10番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

お話の方のメモ

鈴凛 (プロフ) [2023年12月13日 1時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

そう呆れた顔で言う()に少し機嫌を損ねてそっぽを向くと、「僕に機嫌取りさせようとしいひんで」と冷たい言葉を浴びせられる。
俺様気取りのような発言に、あはは、と曖昧に笑って()の座る窓際へ目を向ける。
光を受けてふわりと反射する髪も、呆れたような瞳で此方を見る澄んだ目も、頬杖のせいで少し歪んだ顔も。
「好みなんだよな・・・・・・」
ふ、と零れ落ちた声に、ぱち、と瞬きをした後、三四つの拍でゆっくりと目が三日月を描く。間違えたと思う頃には、ふ。と犬猫でも見る時のように笑って、
「なあに。僕の事好きなん?」

鈴凛 (プロフ) [2023年12月13日 3時] 4番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

自信ありげにそういいながら、此方に手を伸ばす。
乱れた髪を耳にかけられて、思わず距離を取った。()は宙を彷徨った自分の手をちら、と見た後、逃げた私に対して「意気地無し」とそう言い、手を下ろした。

鈴凛 (プロフ) [2023年12月13日 3時] 5番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「っ~~!! そもそもで!好みであって好きとは言ってない!」
ほんの少しの気恥ずかしさを紛らわすように怒れば、笑みを隠し切れずに上がった口角をそのままに、反省の色も見せず、首を傾げる。
「そやけど、{}、好きになった人が好みって言うとったやん」
それはそうだけど! 反論の言葉は喉の奥につっかえて一向に言葉にならない。せめてもと代わりに睨みつければ「わかっとる、分かっとる」とひらひらと手を振って流そうとする。
その意にも介さないと言いたげな言動に、声が大きくなる。
「私が言ったのは本当に好きな人が出来たら、その系統が好みになっちゃうって話であって好みの人=好きな人って事じゃない!」

鈴凛 (プロフ) [2023年12月13日 4時] 6番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

教室内に響き渡ってしまった声にハッとしたのは、少し後の事。
集まる好奇心の塊のような視線に頭が混乱する。静まってしまった空気に誰も話さなくなってしまう。どうしよう、何か言わなきゃ、でも、
「悪戯やって、そんな本気にしいひんでもええやろ」
俯いていた頭の上から聞こえた声に、顔を上げる。
普段より少し大きな声量。その声になんだ、そんなこと。というように視線が散り散りになって、また普段の教室のにぎやかさが戻る。

鈴凛 (プロフ) [2023年12月13日 4時] 7番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「あり、がとう」
「別に、礼言われる事してへん」

鈴凛 (プロフ) [2023年12月13日 4時] 8番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

失礼します。迷い犬以下略の主催者の魑魅零です。
申し訳ありません。もしよろしければ使用しているブラウザを教えていただけないでしょうか。
現在発生しているトラブルにリレー小説参加者様か私のブラウザに問題があるかもしれなく…。

魑魅 零 (プロフ) [2023年10月5日 16時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

すみません、気付くのが遅れました。使用しているブラウザは、Google chromeです。

鈴凛 (プロフ) [2023年10月21日 1時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

ご協力ありがとうございます!

魑魅 零 (プロフ) [2023年10月21日 12時] 2番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

更新日記と、ちょっとした一言

鈴凛 (プロフ) [2023年8月30日 6時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

綺麗な描写がしたいのに一向に上手くならないんですが

鈴凛 (プロフ) [1月8日 15時] 11番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

ひえ、携帯壊れてたせいで周回殆ど終わってない

鈴凛 (プロフ) [1月9日 4時] 12番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

周回終る気しない
とうらぶくん、確定なのは嬉しいけどもうちょっと難度下げてもいいのよ

鈴凛 (プロフ) [1月9日 16時] 13番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

チョコ楽しい。
すっごく楽しい。
物吉君凄く来る

鈴凛 (プロフ) [2月25日 1時] 14番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

チョコ舞われるとこまで回ろう。絶対

鈴凛 (プロフ) [3月4日 18時] 15番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]
(C) COMMU