湯豆腐に伝えたいことがあります。
は、はい。 なんでございましょうか。
やっぱり俺のことはいいです。湯豆腐も無理をしないで下さい。
！？え、なになに、どうした！？wいや、いいです。って、え！？無理しないでっていうのはありがたいけど…。
どうやら俺が抱えているものは俺みたいな子供には大きすぎたようです。死にたいです。湯豆腐はこんな風になるまで思い詰めないでほしいです。
んー……何かあったん？ちょっとでもいいから、話して。死にたいなんて言ったらダメだよ。絶対ダメ。
小学生になる前から持ってました。もっといい子になりたいです。
いや、鈴斗は十分だって。だってうち、いつも鈴斗のことすごいなって思ってたし( *｀ω´)なんか、うちには無い物をたくさん持ってるっていうの？鈴斗はいいなぁって今でも思ってる。
人に無いものを自分がもっているというのは当たり前のことです。それはどんな人間にもあてはまることであり、全ての人間が誇っていいことです。それを羨むも妬むも人の自由であり、権利です。俺は言われたことを全てやることができ、思いを言葉にできる人間でありたい。常に従う側の人間でありたい。
鈴斗の言うことはわかる。でもさ、言われたこと全部こなせる人なんていないんじゃないの？うちだって、なんでもできるようになりたいって思うよ。それは鈴斗もうちも一緒。ちょっとくらい人よりできないことがあってもさ、上手く言いたいこと言えなくてもさ、いいと思う。だってうちは、どんな鈴斗でも好きだもん。リラックスリラックス！
ため息で幸せが逃げて逝くのです。
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