かつみ@低浮上のボード
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かつみ@低浮上 (プロフ) [2016年3月24日 4時] 1番目の返信 [違反報告]あ、そうそう
いい忘れてたけど
北条吹雪には負けちゃった。
あの後、ランクが一時的に9位にw
でも年末特番に呼ばれて
そこで色々やらかして
事務所ブログ炎上orz
児童福祉法がーとか叩かれ
自重することになった。
まぁ、ちんたらライブはしたけど。
、
そして期末試験
余程のことがないと
公立中学で留年ないし
まあなんとかなるでしょう。
「あーまりーさんや…結果はどうだね」
「まあまあかな」
「いいね、これなら公立受かりそう」
「あ、推薦もらったよ」
「えーうらやまー。私は…アイドルかなーもう学校いくことない」
「むーちゃんは人気アイドルデス、細々やっても10年はいけマス」
「サンちゃんどうすんの?」
「ワタシは…開発の方次第デス」
「そっか…ねえ、卒業記念ライブしよ!」
熱いなまりーさん
「あーでも卒業式ねぇ…行く気力があればいくー」
「何それ!絶対にきてよ!」
そうは言ってもだね…
もう体を動かすの面倒でさー
ライブも大体は座ってるし
かつみ@低浮上 (プロフ) [2016年3月24日 8時] 2番目の返信 [違反報告]今日は卒業式
でも私はライブで遠征
はるばる九州・福岡に来てる。
某人気アイドルに便乗して…
「今日は私も出るわ」
「えーTomoeさんが!なら私はいらないねー」
「ダメよ、サボっちゃ。むーちゃんも人気なんだから」
今日は卒業ソングメドレー
あー何か…
いや何でもない。
「でーもーあえーたねーすてーきなーきーみにー♪」
「卒業しても終わらない、いつまでも友達だから!」
友達…
そういや、前からの友達は
まりーさんだけだった。
その友達が呼んでる。
サンちゃん…種族を超えた友情?
なにその中二w
まさか、卒業後に解体されたり
しないよね?
「分かってるよ、何度も挫けたこと、その度に起き上がったこと♪」
「最後まで歩けたから、振り替えって…つもっ…た…想い出…」
「ふふ、これからも一緒にいるっ♪理由とかない、それが当たり前、それくらいつなかまってるから♪」
「Tomoeさん…」
「今日だけはライブを、泣いて止めても許してあげる。皆さん、今日はむーちゃんの卒業式です!」
えええええーーっ!
「でも、仕事だから、ここに来ました。大切なことだから…」
蛇島Pがステージに上がる
「みんなからだ」
ステージ上のモニターに映ったのは
「むーちゃん!どうして…どうして来てくれないの!みんな待ってる、何時でも…夜になっても待ってるからね!」
まりーさん…泣きすぎ…
「むーちゃん、わがままはわかっていマス。でも、この体で会えるのは今日が最後デス。最後に…一緒に卒業したいんデス」
うわ、それ重すぎサンちゃん…
「牟木真奈、あなたがいないから、私があなたのポジションでライブしたわ。悔しかったら…戻ってきなさいよ。別に待ってないけどね」
吹雪ちゃんツンデレw
「飛行機のチケットは取ってある」
「あとはむーちゃんの気持ち次第よ」
かつみ@低浮上 (プロフ) [2016年3月24日 8時] 3番目の返信 [違反報告]もう卒業式は始まっている。
飛行機に乗っても学校までは三時間
夕方にしかつかない。
でもっ!
「帰ります」
「うん、むーちゃんをみんな待っているわ」
「負けたし、年末にテレビでしくじるし、サボってばかりだったけど…」
「それを含めて、みんな真奈ちゃんを好きなんだ」
Tomoeさん、蛇島P、ハゲ前上さん(スルーされた社長)…ありがとうございます。
「皆さんのおかげで勇気が出ました!牟木真奈、卒業してきますっ!」
歓声が背中を押してくれた。
、
空港…夕日が沈む
「あっ、来た!」
「やーまりーさんお出迎えありー」
「お母さん!」
私はまりーさんちの車に
押し込まれた。
これ拉致じゃね?
「まかせなっ!」
ちょ、速いし、遠心力ww
ドリフト自重してww
かつみ@低浮上 (プロフ) [2016年3月24日 8時] 4番目の返信 [違反報告]学校に着いたときは
もう暗くなっていた。
夜桜が迎えてくれた。
「終わってる…
あー何か私の人生みたい。
もう、終わってるんだ!」
「おお、やっときたか」
えーと…あっ担任のおじいちゃん!
ガタガタと音を立てて
重い校門が開く。
その瞬間、体育館のライトが
点灯した。
「あ…」
「みんな、主役の登場だよっ!」
0組のみんな…
受験にスポーツに
他にも色々と熱心で
期待度0から
無敵の0と呼ばれるように
なったんだよね。
そのクラスメイトが
手でアーチを作ってくれた!
まりーさんに押され
そのアーチをくぐる。
くぐったらすぐ
後ろからバンバンたたくな!
泣いちゃうから…
、
体育館には三年生…在校生のみんなも!
「むーちゃん!信じてマシタ、来てくれるって…」
サンちゃんが駆け寄ってきた。
ん、キャタピラーは!?
脚が生えてる!?
「あ、これは二足歩行ユニットです、旧式を借りて来マシタ、オットット」
「ううっ…サンちゃん…解体されちゃうの(T-T)」
「そうデス。でも、この気持ちは永遠デス!妹たちの基本システムになって、ずっとずっと生き続けマス」
「サンちゃん…うう(T-T)」
「泣くのはそこまでよ」
「吹雪ちゃん…」
「昼は私があなたのパートしたのよ、今度こそ本当の無気力ガールズを見せてもらうわ」
「さ、ステージ上がろ」
「まりーさん、お願いがあるんだ」
「何?」
「私、センターをやりたい!」
全員が声を上げた
そしてむーちゃんコールが始まる。
「みんな、私たちもステージに」
「吹雪…」
「センターでもバックでも、ステージに上がる以上は全力よ」
「うん!」
感謝を歌う替え歌クライヤ
sunny day song(夜でも!)
絆デイズ(吹雪とダブルセンター)
「ありがとう…みんな…私、何となくアイドル始めたけど、やってて良かった、みんなと同じ時間を過ごせて良かった!最後の一曲…みんな一緒に歌おう!」
天使に…触れたよ
みんなの…すべての人の
心のどこかある
キラキラした所に。
今夜を…ずっとずっと
覚えてる、大切な宝物だから
、
無気力ガールズ三人の写真
↑に吹雪を加えた写真
嬉し泣きのむーちゃんセンターで
0組の卒業写真
ステージから全員を撮った写真…
みんな
ずっとずっと…
大好きだよ
かつみ@低浮上 (プロフ) [2016年3月24日 8時] 5番目の返信 [違反報告]その後…
まりーさんは公立進学校へ
スポーツ推薦でも
勉強の上位を狙うらしい。
好きな人がーと
熱さは変わらない。
、
サンちゃんはボディーを
解体された。
でも、事務所のパソコンに
データをコピーしてあった。
同じ記憶を持つ
サンちゃんマーク2は
ネットアイドルとして
長く愛される。
、
北条吹雪は進学せず
芸能界へ
その美貌に関わらず
30で引退するまで
恋愛禁止を貫き
今は婚カツに忙しい。
、
Tomoeさんは
40の美魔女となった。
安定収入の男と結婚
二児の母だ。
、
蛇島Pは…
相変わらずイケメンで
日々モテまくっている
、
そして私は…
「むーちゃん、明日のライブのためには11時には寝てクダサイ」
サンちゃんマーク2に
小言を言われながら
私生活暴露怠惰アイドル。
変わったことは
写真立てが増えたことくらい。
あー眠い…
あー通知まだ千あるし…
悩みは尽きない
、
、
無気力ガールズ
完