ななせの発言リスト

またまた環です!次はかっちゃん×病室です。改行は*の分お願いします。
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『爆豪!怪我したんだって!?』
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「頭に響く、黙れ」
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『ウィッス』
ヒーロー基礎学でかなりの大怪我を負い、近くの病院で入院している爆豪。
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いつもより静かに暴言を吐く彼に、私は少しだけ悲しくなる。
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私は爆豪が心配なのだ。いくらクラスメイトというだけの関係とは言え、入院するほどの怪我を負った…。
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近くにいたのに、私は何も出来なかった。…ただそれが、悔しかった。
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『ごめんね…爆豪。私、近くに居たのに何にも出来なかった。』
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「あ"?俺がしたんだからお前は関係ねぇだろ。謝るも何も無ぇよ」
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『…そっか。』
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すると爆豪は、ハッと我に帰った様な表情で私に視線を移す。
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「……お前こそ怪我無いだろうな」
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『うん。私は全然…』
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「…そ」
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少し素っ気ない態度の爆豪は、私と目が合った瞬間睨まれてしまった。
…今度は呆れた様な表情で。
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『ど、どうしたの?』
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「ほんっと、ウゼェくらいに嘘つくよな、お前」
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『え?な、え?』
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「怪我してないとか嘘つくんじゃねぇ。バレてんだよ、腕」
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そう、私は爆豪の怪我の元となってしまった岩を爆豪から退けようとしたが、私の腕に少しだけぶつかったのだ。
…岩山の手前で訓練してたから、あまり怪我は無かったけど。
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でも上から何か…沢山の小石が降ってきたのは不思議だったな…。
何でだろ、爆豪が爆破したのかな?
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『あは、バレた?爆豪くん守ろうとしたんだけど、あんなデカイ岩一つなんてキツかったよ~』
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「…そうだな」
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『認めんの!?』
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「ま、軽症なら心配もクソも無ぇな」
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『まあ…うん。でも岩一つで良かったよ。』
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「(…岩は二つ落ちて来たわボケ。いちいち危なっかしいんだよクソが!誰が守ってやったと思ってんだ…。
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あああ!!いい加減気付け!俺の好意も何も気付かねぇじゃねぇか!!)」
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あの時降ってきた小石は、爆豪くんがもう一つの岩が爆破されて降ってきたなんて、知る由も無かった。
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勿論、爆豪の好意も。

ななせ (プロフ) [2018年8月26日 22時] PCから返信

再び環です!緑谷くん×黒の短編小説が完成したので、載せさせて頂きます
同じく改行は適当で大丈夫です(
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『出久ってその白いTシャツばっかりだよね。何、ふざけTシャツだっけ?』
「違うよ!?」
夜。僕は一人で寮から外に出て、色々と個性の練習をしていた。
近くの壁からひょっこりと出てきた彼女は、(名前)。僕の片想いの相手だ。
それにしても、この白いTシャツ…結構レギュラーで着てるんだけど…。そろそろ変えるべきなのか?
ブツブツと考えていると、『あ!』と少し大きな声を出す彼女に驚き、僕は我に帰った。
『出久って黒い服着たことある?』
「…んと、……うん、無いかな」
『そっか!じゃあ最初に黒い服を着るのは私って予約しててよ!』
「…う、うん!勿論!」
可愛らしく微笑む(名前)に、僕も思わず笑みが漏れる。
でも、本当に僕…黒い私服持ってないんだよね…。また買いに行っておこう。
…好きな子に、僕の初めて。何だか胸が踊るようにドキドキとする。
そのまま僕達は別れ、自室へと戻る。
…ジタバタと煩い廊下に気付きもせず。
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「緑谷くん!!起きてくれないか!…大変なんだ!」
「…ん?飯田くん…おはよ…。…どうしたの?」
僕がそう言えば、目元を少し赤く腫らした飯田くんが、僕の肩を掴む。
本当にどうしたんだろう…?
「落ち着いて聞いてくれ…。
……(名前)くんが、亡くなったんだ。」
「………え?」
「不治の病だったらしい…。今日、通夜だ。喪服を着て、校門前集合と相澤先生から。」
さっきまで僕と話してた(名前)が、亡くなった…?不治の病…?でも、元気そうだったよね。…最早涙も出てこない。
とにかく、喪服…持ってたっけ。家に置いてたかも知れないな…。
飯田くんが部屋に帰ったのを確認してクローゼットを開くと、喪服が一セット入っていた。
今まで着たこと無い為、少し着るのには抵抗があった。
…それでも、着ないと。(名前)の為に。
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「デクくん…」
「麗日さん…。」
悲しいよな、好きな子やったんやろ…?と貰い泣きする麗日さんに頷き、少し話してから僕は棺桶へと歩く。
「(名前)、君の為に着てみたよ。どうかな、似合ってるかな……。」
僕が初めて着た(ruby:黒い服:喪服)は、君の為だった。

ななせ (プロフ) [2018年8月16日 8時] PCから返信

こんにちは!環です。四番のナイショポーズの轟くんの短編小説が完成しましたので、早速載せていきます。
改行は適当にやっちゃってくれて大丈夫です(
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『夏祭り?』
「ああ、近所の神社でやるそうだ。放課後、一緒に行かないか?」
思わぬ誘いを受け、私は口を半開きにさせながら目の前で夏祭りのチラシを持った彼、轟焦凍に耳を向けていた。
夏祭り、轟が行くなんて…少し意外である。
「それと…」と彼は言葉を繋げてチラシの隅を指さす。そこには、「お面を付けたら何でも100円引き!」の文字。
『…へえ、安くなるんだ。良いよ、行こうか』
私がそう笑えば、あからさまに嬉しそうにする轟に可愛いなあと思いながら、ドキドキと煩い鼓動に蓋をした。私は、轟焦凍が好きである。
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『どう?このお面…ってぶふっ!と、轟…あははは!』
「似合ってないか?」
『似合ってるよ…ぶふっ』
「…ありがとう。ただ(名前)のおかめもだいぶヤバイぞ。」
『じゃあお互いだね!あははっ!』
轟はひょっとこ、私はおかめのお面。お互いに笑いながら、それぞれお面を購入した。ぶふっ、笑える。
『はは、似合ってる』
「(名前)も似合ってるぞ」
『なんなら盆踊りでも踊っちゃう?』
「流石にキツい」
私は真顔で返す轟にまた吹き出しながら、少し触れた手に、顔を紅に染めた。
『あ、あ、たこ焼きだ!か、買ってかない?』
「良いぞ。100円引きだから…」
明らかにキョドっている私に対して、平然と返事をする轟。
彼は、何とも思っていないのだろうか。
『(意識もしてくれないかあ、やっぱ脈無しなのかな?いやいや、諦めちゃダメよ(名前)!)』
ポジティブに行こう。その思いとは対照に、私はお面を顔に当て嵌めた。
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「(名前)、花火大会だ。見に行こう」
『っ、うん!』
パン、バン、と音を立てて華が舞い散って行く。相変わらずお面は付けたままで、視界が狭い。
それでも、取りたくは無かった。
ふと横の轟を見ればそれに気付いたようで、視線がパチリとぶつかる。
「…お面、外してくれ」
『え~、これ気に入ってんのにな。』
轟は悲しげな顔で私のお面に触れ、無理矢理外した。嗚呼、止めてよ轟。
「お前、何で泣いて…!」
『ああごめんね!何か泣いちゃった。轟とお祭りに行けたのが、嬉しくて。轟、あのさ。』
この際、フラレる覚悟で言ってしまおう。もう、捨ててしまう覚悟で。
『………私は、轟が好きだよ。』
「…そうか。」
イエスの返事も、ノーの返事もせず、彼は今の雰囲気には似合わないひょっとこのお面を顔に当て嵌めて───
「…俺が(名前)がずっと好きなの、秘密にするつもりだったんだけどな。」
そのままお面を取り外して、人差し指を口元に当てる。
最後の花火が、咲いたときだった。

ななせ (プロフ) [2018年8月14日 17時] PCから返信

占ツクのみでお願いします~ッq(^-^q)

ななせ (プロフ) [2018年5月20日 21時] PCから返信 @ヒ ロ ア カ 作 者 様、集 え ッの話題

失礼します、その轟くんに惹かれまして←
ヒロアカ愛が強いのをプロフで拝見致しました。
良ければお友達になりませんか?

ななせ (プロフ) [2018年3月28日 7時] PCから返信 @タコのボード

こんばんは!
合作をしている環です。
友達、良ければなれませんか?
余談 : ハイキューの小説ありますよね?あれすげぇ読んでました(

ななせ (プロフ) [2018年3月26日 18時] PCから返信 @りつきのボード

こんにちはー!!
ステラさんの狼ゲームの小説、読みました。
好きです(突然の告白)
良ければお友達になりませんか?

ななせ (プロフ) [2018年3月25日 8時] PCから返信 @ステラのボード

ヒーロー科の女子で参加希望です。

ななせ (プロフ) [2018年3月7日 21時] PCから返信 @緋色兎学園高等部 【話し合い場】の話題

占ツクのみね。
ちなみに私は
「 悪ぃ、髪燃やした。【轟焦凍】 」
の作者です。

ななせ (プロフ) [2018年2月27日 22時] PCから返信 @ヒロアカ作品の作者さんおいでの話題


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