おいでませ、妖怪旅館【本編】

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ポストマンさん専用
カラコロ、カラコロと下駄を鳴らしながら歩く
絶賛缶詰中だがネタに困り気分転換も兼ねて散歩中の香梅の前に見慣れた人影がある
「せや、ちょっとイタズラしたろ」と呟き
極力音を立てない様に近づきその人物の袖をくいくいと引っ張りすぐさま隠れた

類々 (プロフ) [2017年4月2日 13時] [固定リンク] スマホ [違反報告]

さて、今日はどんな悪戯をしてやろうか。煙は毎度の事ながらそんな事ばかりを考えていた。偶には仕事をした方が良いのだろうが、此処には休憩に来ているのだから余りそういった事はしたくない。否、絶対にしたくない。
そんな事を考えて居た時である。煙の袖をくいくいと引っ張る者が現れた。余りしっかりと着ていないものだからそのままずるりと持って行かれたらどうしようかと思いながらくるりと振り返るが誰も居ない。
「…お迎えが近いってやつはこういう事を言うんでしょうねぇ」
と、楽しそうに小さく笑った。

ポストマン (プロフ) [2017年4月2日 13時] 1番目の返信 PCから [違反報告]

「あれ? なーんか思っとったより反応薄いなぁ」
首を傾げながらポツリと呟く
「てかお迎えやと思われとるし」
これは良くないと思いもう一度袖をくいくいと引っ張り隠れる
袖引き小僧である香梅には慣れたものだ
まあ、見た目は小僧とは二重の意味で言えない見た目だが

類々 (プロフ) [2017年4月2日 14時] 2番目の返信 スマホ [違反報告]

こてりと首を傾げながらいやしかしだなんて考え込んだが、自分のお粗末な頭では解答に至らないと察すればくふりと笑って無かった事にしておいた。
「まあ、こんなこともあるでしょう…と、何方様で?」
またもや袖を引かれくるりとまたもや振り返るが矢張り其処には誰も居ない。不思議そうに目をぱちくりさせるがまた前を向き、意味も無く振り返る。
「可笑しいですねぇ…けど、二回までは偶然だなんて言うと聞いた事が、ねぇ」

ポストマン (プロフ) [2017年4月2日 15時] 3番目の返信 PCから [違反報告]

「ふふふ、驚いとる驚いとる」
クスクスと楽しそうに笑い声を上げる
袖を引っ張った相手の不思議そうな顔を見るのが好きな香梅は満足そうだ
「2回目までは偶然やったら3回目もしとこか」
そう呟きまた、くいくいと袖を引っ張り隠れた

類々 (プロフ) [2017年4月2日 16時] 4番目の返信 スマホ [違反報告]

何処からか笑い声が聞こえた気がしたが、旅館には自分以外の妖怪らも居るのだ。笑い声が聞こえたとしても何ら不思議な事では無い。
やれやれ、ぼけが始まったのだろうかとこてりと首を傾げたが、またもや袖を引かれる。どうやらこれは偶然ではないらしい。
「何方様で?三と言う数字は自然界にねえと聞きましてねぇ、そこにいらっしゃるのは分かっているんですぜ」
引かれた袖に今度こそと振り返った。

ポストマン (プロフ) [2017年4月2日 16時] 5番目の返信 PCから [違反報告]

「あ、流石にバレとる」
これはまずいと思い隠れていた物陰から出て行きこう話しかける
「煙さん、うちです香梅です 覚えとります?」
袖引き小僧やからついついイタズラしたくなってしもたんですと笑う

類々 (プロフ) [2017年4月2日 16時] 6番目の返信 スマホ [違反報告]
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