rose.
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なー。 (プロフ) [2021年8月16日 23時] 2番目の返信 [違反報告]「 … けほ 、ゔ… 」
( 朝目が覚めてすぐ、自身の体調の悪さに思わず「またか、」なんて呟く。
慣れているし、良くあることだが辛いものは辛いのか、数回また咳をし、思わず首を軽く閉めてしまう。
今日は確か仕事が入っている、連絡をせねば。と、ベットの横に置いたスマホを震える手で掴み、なんとか店長に休む、と連絡を送る。普段ならば電話で伝えていたが、これは無理だ。
と、そのすぐ下の連絡先である彼の名前を見、止まる。
本来ならば勿論連絡するべきだが、こうも何回も呼び出されれば迷惑ではないか。嫌われてしまわないか。
そんなことを考えるうちに、頭はもう何も考えれなくなってきて、何も考えず「やばい」なんて文を送ってから意識を手放してしまった。)
弍瀬 天 (プロフ) [2021年8月16日 23時] 3番目の返信 [違反報告]ピロン
家を出て少し歩いていたところで、彼、颯真から通知があった。
「ん…?」
なんとなく胸騒ぎがして、それを開くと、
『やばい』とだけあった。
どうしたのか考えるより先に、体は彼の家に向かっていた。
会社への連絡なら済まして適当に、急用があって遅れると言った。同僚は
俺たちの事情を留意してくれているから、俺に代わって仕事をこなしてくれるのだが、申し訳無くも思う。
颯真の家まで無我夢中で走って、インターフォンを押した。
それでも返事はない。中で倒れていることを疑った俺は、
彼の合鍵を鞄から探し当て、ドアを開けて中に入ると、
スマホを手に据えたまま倒れている彼が目に留まった。
「おい!颯真!!俺だ、騎雨だ!聴こえるか!?」
なー。 (プロフ) [2021年8月17日 0時] 4番目の返信 [違反報告]脳にがんがん響くような声が聞こえた気がした。
聞き覚えのある声だ、何、うるさい…
…あ、そうだそうだ。俺ってば倒れちゃったんだ。やだぁ、お茶目さん。そんな俺も可愛い。
なんてふざけたことを考えつつ、うっすらと目を開ける。
まだ少し息苦しく、頭痛が酷いが先程よりはマシなようだ。
と、まだ薄暗く掠れているが、なんとなく目の前の景色が理解できる。来てくれたのだろう、目の前には騎雨が見える。
どうにかして彼に意識があることを伝えなければ、なんて思い
「…う、るさいよ、ばか…」
となんとか声を出す。
ああ、可愛くない。嗄れており、いつもの綺麗なテノールボイスとは全く違うし、小さな声だが聞こえるのだろうか。