Ⅶ月縹の発言リスト

コメント嬉しかったので、何かイラスト描かせて貰って良いですか！？
あ、月縹ですご無沙汰しております！！()
前々からコメントが届くの本当に励みだったのでこれを期に恩返しさせてくださいぃ……
私の絵柄で良ければアイコンかTwitter用のヘッダー描きます（土下座( ┌ ε°｡)┐

Ⅶ月縹 (プロフ) [2021年10月31日 12時]

→ 返信 @符のボード

ボード失礼します、月縹と申します。
アンケートの件について、と言う事でお話を頂きましたのでお邪魔させて頂きました。
早速本題なのですが、私としてはアンケートに参加させて頂く方向でお願いします。
なんでもウェルカム人ですので、気兼ねなく何でも聞いて頂ければ幸いです。

Ⅶ月縹 (プロフ) [2021年4月19日 18時]

→ 返信 @名無し38452号のボード

(center:最後にもう一回だけで良いから君に会いたい。)
そう願うのは、そう乞うのは、ただの我が儘なのだろうか。
あの時。あの瞬間。目を閉じれば簡単に思い出すことが出来るほど、こんなにも君に会いたいのに。
仕草や表情を思い出すたびに涙が出て、どうにも出来ないんだよ。ねぇ。
どうして現実はこんなにも厳しいのかと呪いたくなる。
あぁ、やっぱり神様はいないんだって。願うだけ無駄なんだって。何度も思い知らされる。
今日眠って明日目を覚ませば、もしかしたら君が「おはよう」と声を掛けてくれるかもしれない。また微笑みかけてくれるかもしれない。……でも実際そんな事あり得なくて。
…ねぇ。笑っちゃうよね「神様なんていないんだ」って言いながら、何度も君に会わせてくださいって願ってるんだ。
都合が良いって言うのは痛いほど分かるけど、それでもそうしないと自分を保っていられないんだ。
………ねぇ。
もう一回。もう一回で良いから、君に会いたいよ。
(ここまでがプロローグです)
↓以下一話目
「――もういいよ！！」
夜の横断歩道、今じゃ何が原因で喧嘩してたか思い出せないほどの些細な喧嘩。
「(ruby:七登:ななと)なんて知らない！！どっか行っちゃえ！」
そう叫んで走り出した君が道路に飛び出してしまって、それで…。
鳴り響くクラクションと、眩しい程のヘッドライト。このままでは君が車に轢かれてしまう。
そう考えた途端、自分でも驚くほどの速さで道路に飛び出て、君を力いっぱい歩道の方へ突き飛ばした。
途端、それを待っていたかのように車が僕の方へ迫ってくる。
「……な、七登？ねぇっ、ごめん、さっきのは無し「いなくなれ」なんて嘘だから！ねぇ！！返事してよ…！！ダメ死なないで！！お願いだから！！」
そう泣きながらこちらに駆け寄ってくる君を少しでも安心させたくて、喋ろうとしても何も声が出なくて。ゆっくりと自分から何かが消えていく感覚がした。
僕の手を掴んだ君の手に力が籠るほど、僕の手からは力が抜けていく。次第に意識が薄くなって来て。そのまま目を閉じた。
――寒い冬の夜。僕は君を庇って死んだんだ。
…そう、死んだんだ。確かに僕、(ruby:志波七登:しばななと)は死んだ。
僕と言う一つの存在が世界から消えて、何も聞こえない、何も見れない感じられない。「無」になった。
今でも車が当たってくる感覚と、その後に来た肉が切り裂かれるほどの激痛を覚えている。段々と自分から血が出て行く感覚も。全部全部覚えている。
「――え、な、七登…？」
そして次に目を覚ました時。本当に変な感覚だったけど、僕はゆっくりと形を作って君の前に現れたんだ。
懐かしいとすら感じる、君の好きな柑橘系の匂いのする二人で住むには少し狭い七畳の部屋。
「ほ、本物？嘘…」
僕の存在は簡単に言えば幽霊だが、運よく物に触れる事は出来るようだ。
僕が急に現れたからか腰を抜かし、床にへたり込んでいる君にそっと近づき、涙で濡れている頬に触れ、息を一度吸い込んでから君の名前を口にする。
「……ただいま。(名前)」
「お、おかえり…！！」
泣きながら(名前)に抱き着かれ、その勢いのまま床に倒れる。
死んでから何年たったのか分からないが、(名前)の体は生前の時よりも酷く痩せており、髪も顎下のショートカットから腰辺りまでのロングヘアになっていた。
…死んでからは感じることなどないと思っていたのに、僕の腕の中には確かに温もりがある。溜まらず(名前)と一緒になって泣いてしまった。