森永卓郎さん亡くなってしまったか……
全然森永さんのことは知らないけど、原発不明がんのインタビューで教え子のために生きたいって言ってたり、本当に亡くなる少し前までメディアでも度々見かけたりしてて、余命宣告されながらもその残された時間を仕事に捧げるってまじですごい
見た目はどんどん弱っていってたけど声だけ聞いてるとそんなのわからないくらいハキハキして朗らかな喋り方が印象的だった
wikiをちょろっと読んだ感じ18歳の頃に受けた日本史の講義で日本史を学びにきたはずが終始宗教論の話をされて悟りを開き、死が怖くなくなったと書いてあるけど、まさに、ほんとうに悟りを開いているんだろうな
自分で取ってしまったゼミ生の卒業までは面倒を見る責任があるから生きて仕事をしたいと言うのはもちろんだし、自分の人生を充実したものにする一環として死の間際までメディア出演を続けたのも、単純に自分のしたいことを仕事にできて仕事が好きだってのもあるだろうけど、自分の仕事がいかに多くの人に影響を与えたかという自負みたいなもんがあるからそう思えるんじゃないかなー
だからこの人にとっての更なる充実って最早自分自身が何かを得ることで満たされるっていう自分軸の欲求の段階じゃなくて、自分の義務を果たして自分が何かを他者に与えたいっていう自己超越の段階にいるんだとおもうし、
その境地に至るまで着実に駒を進められる人ばかりではないしかも67歳って平均寿命から考えてもめちゃくちゃ若いじゃん、自分が67まで生きたとしても死を目前にしてそこに振り切れる自信全くない
ユーザ登録画面に移動