夜を支配する薔薇【本編】

メッセージ一覧

「ここ、どこ、だろ…」
自由気ままに歩いていればいつの間にか道の入り組んだところに入ってしまったようだ。
「だれも、いない…」

牧佳 (プロフ) [2019年3月12日 23時] [固定リンク] スマホ [違反報告]

「あら…貴方なんでこんなところにいるの?」
彼を見つけ、驚いたように目を見開く
じっ、と見つめ背をつんつんとつつく
相変わらずデカい図体だと思いながら

白華 (プロフ) [2019年3月12日 23時] 1番目の返信 スマホ [違反報告]

後ろを振り向き下を見れば、そこには自分が知っている“同種族”がいた。
「僕は、お腹すいて…
貴女、こそ…何故ここに…?」
暗に食料を探していたと言い
身を屈め目線を合わせて問い返した。

牧佳 (プロフ) [2019年3月12日 23時] 2番目の返信 スマホ [違反報告]

「本を取りに行くためよ」
身を屈めたことが少々気に食わなかったのか顔を背け少しキツい口調で言う
はぁ…、と溜息をつき彼の手を引く
「お腹が空いてるならあっちよ
貴方方向音痴なの?」
ぐいっとその小柄な体からは想像出来ない力で引っ張る
人間のいる部屋に行くために

白華 (プロフ) [2019年3月12日 23時] 3番目の返信 スマホ [違反報告]

「こっちか…。方向音痴のつもりは、ない…」
その華奢な体からは想像出来ない力に少し目を丸くするが同族なのでそんなこともあるかと自己完結する。
「最近寝てた、から…まだ眠いのかも…」
掴まれた手をきゅっと握り返して反対の手で欠伸をする口を隠す

牧佳 (プロフ) [2019年3月13日 0時] 4番目の返信 スマホ [違反報告]

「何年もいるのに寝すぎで覚えられないの?」
欠伸をした姿を見てまたため息をつく
ちゃんと覚えなさいよ、と悪態をつきながらも手は離さずに
「まぁ、覚えられないならまた私に聞いて」
私の部屋の場所覚えてるのかしら…、と思いながら

白華 (プロフ) [2019年3月16日 20時] 5番目の返信 スマホ [違反報告]

「うん、そうする…」
どことなく嬉しそうに表情を綻ばせる。構ってくれる人は大好きだ。実は構ってもらいたいがためにあれこれ頼っている、と言ったらこの人はどんな反応をするのだろうか、と考えながら。

牧佳 (プロフ) [2019年3月16日 20時] 6番目の返信 スマホ [違反報告]

「貴方って弟みたいね」
自身に弟がいた訳では無いが、なんとなく世話を焼きたくなるのは彼を弟のように思っているからだろう
構ってほしがる弟のようだ、と思いながら部屋の扉の前までくる
「はい。ここが食堂よ
人間がたくさんいるけど、直接飲みたくないなら血液パックもあるはずよ」
食堂の扉を開け、中を見る

白華 (プロフ) [2019年3月16日 20時] 7番目の返信 スマホ [違反報告]

「ありがと…」
面倒見のいいこの人に何を返すべきだろうか、と考えながら中を覗き見る。
「人も、いいけど…パックでいい、や」
そういえば、自分の記憶のかぎり、人間から直接血を飲んだことがない、…ような気もする。
他の同族を見たこともないような気がした。
寝過ぎた弊害だろうか。
ころころと考える内容を変えながらパックを手に取った。

牧佳 (プロフ) [2019年3月17日 18時] 8番目の返信 スマホ [違反報告]
メッセージ返信
メッセージの一覧に戻る
(C) COMMU