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シャボン玉のように儚い君は

カビキラー@otaku (プロフ) [2022年6月18日 23時] [固定リンク] スマホ [違反報告]

いつか消えてしまうのだろうか。
ふと、そう思った。
風に吹かれて君の色素の薄い髪がゆらゆらと揺れる。病院から出られない君はあまり風を浴びることはないのだろうか。
気持ちよさそうに目を細める。
「夏だね〜」
聞こえてくるセミの鳴き声を聞いて君はそう呟いた。セミは夏の風物詩と言うが、僕は嫌いだった。耳障りで、風鈴の方がよっぽど風流で好きだ。
「いつか、お祭りに行きたいな。
知ってる?神社で出店が出るんだって」
僕を小馬鹿にするように君はクスクスと笑う。そんな愛らしい君は、僕が触れたらシャボン玉のように割れてしまうのだろうか。
僕が触れなくても、いつかは消えてしまうのだろうか。
ああ、夏が終わらなければいいのに。


シリアス書きたいけどムズいから書けん。

カビキラー@otaku (プロフ) [2022年6月18日 23時] 1番目の返信 スマホ [違反報告]

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余命が後1ヶ月の女の子と、病弱な男の子の話。

入院と退院を繰り返していた男の子がある日、病室で女の子と出会う。初めは楽しく会話をしていたが、女の子の両親が、彼女の余命が後1ヶ月しかないことを医者と話していのを聞く。
最後、車椅子で女の子を連れ出して夏祭りに行く。
_____
『ほら、君が食べたがってたりんご飴もわたあめも、他にも沢山!食べきれないほどあるよ!』
「…うん、凄い……」
『だからさっ!来年も、再来年も、ずっと…ずっと!夏祭りに行こうよ!』
僕は焦りながら、乾いた喉からめいいっぱいの声を出した。そのせいで少し咳が出たが構わなかった。君は眠たそうに、うとうとしながらも僕の方を見て優しく微笑んだ。
「うん…うん……行きたい」
『っ……約束だよ!…絶対、絶対!!』
視界がぼやけて、声が震える。拭っても涙は止まらなくて、地面に雫が落ちる。
それを隠すように君を抱きしめると、心臓の鼓動がゆっくりと遅くなっていくのを感じた。
「…ごめんね……」
そのか細い声は、花火の音と僕の泣き声で消えてしまった。


地の文多すぎた

カビキラー@otaku (プロフ) [2022年6月19日 0時] 2番目の返信 スマホ [違反報告]
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