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(出会い目的の書込は法律で罰せられます→ルール)

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「……。」
私の口から、透明な吐息が漏れる。
一瞬で消え去ったそれには、私の何とも言えない感情がこもっていた。
登校は一緒だけれど、相変わらず下校は別々。
隣にいてもなんだがぎこちなさを感じる。まるで透明な壁があるみたいだ。
これはおかしいと、不安の種はむくむくと膨らんでいくばかり。
今だって、昼休みだと言うのにため息をついている。
「 ウサギちゃん、元気ないね……? 」
ふと耳に入った声に顔を上げると、ヤマネちゃんがいた。隣にはツバメちゃんもいる。
黄蘗色と紅梅色の瞳が、心配そうに私を見つめている。
「 もしかして、ハヤトくんのこと……? 」
「 え?」
言い当てられて、心臓が跳ねる。二人はハヤトのことを何か知っているのだろうか。
「 ハヤトくん、引っ越すみたいな話を聞いたの……。 」
「 そうね。今日の朝、クラスメイトが言っていて。 」
「 ……え? 」
私の中で何かが止まった気がした。
ひゅっと息が漏れる。視界が闇に包まれ、二人の声が耳を通り抜けていく。
……ハヤトが、引っ越す?
失われた視界と音がだんだん戻り、私の口からこぼれたのはかすれた声。
「 なん、で……? 」
二人の顔に、驚きと困惑が浮かぶ。
「 ……え。黒宮さん、知らないの……? 」
「 ……知らない。 」
ハヤトはそんなこと、一言も言わなかったのに。
キューッ、というスライドドアが開く音でそちらに目をやると、幼なじみのエメラルドを思わせる瞳と目が合った。
その背後にある廊下の鏡には、まだ呆然としたまま、どこかこわばったような表情を浮かべた私が映っている。
思わず目をそらすと、「 ……え。 」という驚いたような声が聞こえた。
……私に言わなかったのはそっちなのに。
窓ごしに見える空は、沈んだ心とは裏腹に、空色に透き通っていた。
------------
放課後。私はまた一人で帰り道を歩いていた。
引っ越すって本当なの。どうして私には言ってくれなかったの。
そんな言葉が心を満たし、喉につかえている。
頬をかすめる風が、やけに冷たく感じる。
そうして、家の近くまで歩いたとき。
「 ……ウサギ! 」
聞き慣れた声が耳に飛び込んでくるのと同時に、右手が温かい何かに包まれた。
振り返ると、そこにいたのは幼なじみ。音もなき風に、山吹色の髪が揺れている。
彼を見るとぎゅっと胸が締め付けられ、感情が高まるのが分かった。
「 ……ウサギ。おれ……。 」
「 ……ハヤト。 」
私の口からこぼれたのは、何かを押し込めたような声。
「 ……え? 」
その後に続く言葉は分からなかった。だけど、ずっとこの気持ちを抱えているのは限界だった。
「 引っ越すんでしょ? 」
ハヤトが目を見開いた。なんで、とでも言いたげな顔。
やっぱり、私に言う気なんてなかったのだろうか。
「 ……ウサギ。ごめ、 」
「 ……私には、何も言ってくれなかったくせに。 」
そう言うと、私は家に向かって走り出した。
追いかけてきた幼なじみの声は閉まるドアとともに聞こえなくなり、家に入った私を迎えたのは静けさだった。

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [6月3日 20時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

……最近、ハヤトの様子がおかしい。
少しひんやりとした風が頬に触れ、ほのかな甘い香りを運んでくる。
いつもの帰り道。自分の影を踏んで歩きながら、私はそんなことを考える。
いつも幼なじみと歩いていた道だけど、今日は一人だ。
幼なじみはさっき、わずかな焦りをにじませた声で「用事があるから先に帰る」と告げ、帰ってしまったから。
今日だけじゃない。昨日もその前も、最近はずっとだ。
「 はぁ……。 」
思わず漏れたため息が、すーっと空気に溶けて消えていく。
スマホを見ていることが増えたし、なんだか雰囲気が違う。それは根拠として欠ける、と言われてしまいそうだけど、幼なじみだから分かるもの、というのも存在する。
ハヤトは何かを隠している。……それも、大事なことを。
本当は聞きたいし、知りたいけれど、聞いてはいけないような気がする。
私たちの関係が、日常が、壊れてしまうような気がして。
……考えすぎだろうか。「 人狼サバイバル 」で身についた思考力が、こんなところで働いているのかもしれない。
気を紛らわすように別のことを考え、ぼんやりと浮かんだ不安をかき消す。そしてこの悪い予感は、後に当たることになるのだった。

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [6月5日 20時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

わずかに冷気を含んだ風が、私の髪を静かに揺らす。
シャワーのように降り注ぐ花びらが、その風で空中を流れ落ちていく。
幼なじみとの思い出がつまった秘密基地__小さな丘の頂上。こぼれた息が、風とともに消えていく。
……ハヤトに、謝らないといけない。
あの日、あんな態度をとったことも。かけられた声に冷たく反応したり、メッセージを無視したことも。
引っ越しを知った「 あの日 」から何日も過ぎたけれど、私たちの時間は止まったまま。

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [6月6日 7時] 3番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「 ……。 」
木製のベンチに腰掛けて、思い出に浸る。
花びらを浴びながらご飯を食べたこと。木の下で涼みながら遊んだこと。雪合戦をしたり雪だるまを作ったこと。
思い出が、幼なじみの声が、次々とフラッシュバックしていく。中学生になって、あまり来なくなってしまったこの場所。
私はゆっくりと、深い深い記憶の海に沈んでいった。

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [6月8日 15時] 4番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

ふと、足元の土が少し盛り上がっていることに気づく。木の幹に近い場所で、そこにはスコップが放ってある。
「 ……え? 」
そこを掘ると、出てきたのは小さな箱。長い間土に入っていたのだろう、だいぶ色あせていた。
中から出てきたのは、いくつかの手紙やおもちゃ。ぼろぼろになった短冊に目を留める。「おいしいものがたくさん食べられますように」のあとに書かれた言葉は……。
「 ハヤトとずっといっしょにいられますように! 」
子ども特有の歪んだ字。無邪気なその言葉に胸が締め付けられて、思わず短冊を握りしめる。
「 ……ハヤトに、謝ろう。 」
心の底から気持ちがあふれて、私は駆け出した。

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [6月8日 21時] 5番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

横髪→くるっと内巻きに

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [5月24日 17時] 9番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

・毛先から根元までを一筆書きしない
・放射状の流れでふわっと

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [5月24日 19時] 10番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

・ケーキはちょっと上向きくらい。上面は円じゃなくて楕円(少し潰れた形)トッピングは少し見える。30〜45度くらい。

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [5月25日 15時] 11番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

gptの仮名は「田村里穂」
aje75075@toaik.com

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [5月25日 15時] 12番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

記念絵は空色をランダムに置いて、花びらを散りばめる。
ハヤウサが前列で花束持って、ツバメちゃん腕組、ギュウカクくんポケット手ツッコミ、ヤマネちゃん三つ編み触る。

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [6月8日 14時] 13番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

ただただ、星に願うしかできないだけ。
過去に書いた手紙
あてにならない占い
時計の針が止まったら
誰にも届かない独り言
傘を忘れた日(時雨の帰り道)

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [5月15日 19時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

〇〇妄想ポエム集!(その他多め)

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [5月17日 18時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

校門を出ると、一面に広がっていたのは灰色が溶けているような曇り空。音もなく降り注ぐ雨粒が、地面を濡らしながら静かに消えていく。周りの人たちが次々と傘を開いていくのを横目で見ながら、おれは思わずため息をついた。
「……はあ、雨か……。」
おれは正直、雨が好きじゃない。雨の日は……なんだか、自分が「 独り 」だと思い知らされるような気がするから。
……おれにはもう、一緒に傘に入る相手なんていない。
そして、不運なことに今日は傘を持っていない。家までは距離があるから、傘を差さないとかなり濡れてしまう。
泳いで濡れるのは気持ちがいいけど、雨で濡れるのなんて気持ち悪いだけだ。
「……帰るか。」
そんなことを考えても仕方がない。帰ったらシャワーでも浴びよう。
ぼんやりと雨の中を歩いていると、不意に後ろから声がかかった。
「あれ、コウモリ?」
「……え?」
驚きを含んだその声に、おれは振り返る。
聞き覚えのある声。そこに立っていたのは、山吹色の髪にエメラルドを思わせる澄んだ瞳をもつ少年だった。
「……ハヤト?」
おれの口からこぼれたのは、あまり呼び慣れていない彼の名前。
傘は差しておらず、全身が濡れていた。
「……え、なんでハヤトが?」
「ああ、あそこで買い物してたんだ。あそこの本屋。」
ハヤトが指さした先にあるのは大きな建物。
学校の近くにあるから、おれもよく行く本屋だ。
「……コウモリも傘、持ってないのか?」
「……うん。朝は降ってなかったから。」
一緒だな、と笑ったハヤトがおれの隣に並ぶ。
おれたちはたわいもない話をしながら帰り道を歩いた。他の人からすればなんともないような会話で、なんだか安心できた。
しばらく歩いていると、一陣の突風が頬を打つようにかすめた。思わずぶるりと体が震える。
雨が降っているうえ、風が冷たい。風邪を引いてしまいそうだ。
__すると、肩に何か温かいものが掛かった。
「……え?」
びっくりして下を向くと、掛かっていたのは少し厚手の上着。
「え、ハヤト……!?」
「コウモリ、寒そうだったからさ。ちょっとでも温めたほうがいいと思って。」
そう言いながら、ハヤトが照れたようにはにかむ。
鞄の中に入っていたのか、上着は濡れていなかった。
それでもわずかな温もりを感じる。ひょっとしたら、雨が降るまで着ていたのだろうか。
……おれよりハヤトのほうが濡れていて、寒そうなのに。
上着はぴかぴかで、彼が大切にしていることが感じられるのに。
「……いいよ。せっかく綺麗なのに、濡れちゃうだろ。」
「別にいい。」
そう言ったハヤトの笑顔がすごく温かくて。
おれの心にも、あたたかい何かが波紋のように広がっていく。
「……ありがと。」
小声で言うと、ハヤトはまた微笑む。
雨の日は遠く感じる帰り道が、なんだかあっという間に感じた。それどころか、まだ彼と一緒にいたいとさえ思ってしまう。
雨は嫌いなはずなのに、全身が濡れているのに、彼が隣にいる雨の中はなぜか心地よかった。
「……じゃあな、コウモリ。」
「……うん。またな。」
「 また 」が来る保証なんてないのに、ついそんな言葉が口をついて出た。
……まるで、「 また 」が来るのが楽しみかのように。
ハヤトはおれと同じく傘を持っていなくて、おれに差し掛けてくれたわけじゃない。
だけど、でも……。
__彼はきっと、目には見えない「 透明な傘 」をおれに差し掛けてくれた。
……きっと本人に、自覚はないと思うけれど。
眩しい光に顔を上げると、いつの間にか雨がやみ、空には虹が架かっている。
はずんだ足取りで、おれは家の階段を上っていった。

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [5月19日 18時] 3番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「 おはよう、シャチ 」
春の日の朝。一陣の突風が吹いて、桜の花びらが空中を舞いながら地面へと降りてくる。
そんな中、耳に飛び込んできた明るい声に私は振り返った。
「 おはようございます、お嬢! 」
こちらへ駆けてきたお嬢__「 紅島アゲハ 」がふふっと微笑む。風に揺れる薄紅色の髪に、トパーズを思わせる黄蘗色の瞳。花びらがふわりと頭に落ちて、ほのかな甘い香りを漂わせる彼女は、まるで春の妖精のようだ。
「 今日、クラスの写真撮影ですね 」
「 ……ええ、そうね。だから私、いつもより気合を入れて髪をセットしてきちゃった 」
一瞬微妙な間を開けてから、彼女はまた微笑む。
見慣れたいつもの彼女なのに、最近どことなく違和感を感じる。……まるで、何かを隠しているような。
「 シャチ!早くしなきゃ。学校に遅れちゃうわよ? 」
「 あ、はい! 」
急ぎ足で学校へと向かう。……ぼんやり浮かび上がった違和感を、振り払いながら。
---------------
「 え……? 」
私は目を疑い、手でこすってからもう一度先生のカメラを凝視する。
……だって、お嬢が映っていないのだから。
私を含めたクラスメイトはみんな映っている。なのに、私の隣にいるはずのお嬢だけが映っていない。
何度まばたきをしても、それは変わらなかった。
--------------
「 先生! 」
写真撮影の後、私は先生を呼び止めた。
「 さっきの写真……!なんで、お嬢……紅島さんが映っていなかったんですか……! 」
叫ぶように言うと、先生は目を丸くした。
「 紅島?クラスにそんなやついたか? 」
「 えっ!?……。 」
はじけるように立ち上がり、クラスの名簿表を確認する。
……ない。お嬢の名前が、お嬢の名前だけが。
ガチャ、というドアの音とともに、お嬢が教室へ戻ってきた。
……こんなにも確かに、彼女は存在しているのに……。
思い返せば、クラスでお嬢に話しかける人がいなかった。お嬢を話題にあげる人も。
膨らんでいく不安とうっすらとした気づきを抱えて、私は最後の授業を受けた。
---------------
「 伯爵!どういうことですか……! 」
放課後の桜の木の下。誰もいなくなったなかで私は叫んだ。
花びらの雨から姿を現した伯爵が、穏やかな笑みを浮かべる。
「 ごきげんよう、銀条シャチくん。どういうこと、とは? 」
「 なんで写真にお嬢……紅島アゲハが映っていないんですか……!先生も覚えていなかったし、名簿表にも……。 」
本当は、本当は分かっていた。もう、彼女は……。
だけど、それでも縋っていたかった。
そんな私の淡い期待は、一瞬でぱりんと砕ける。
「 べにしま、あげは……?私の知っている人ではないようだね。 」
「 とぼけないでください!あなたのゲームの参加者です……! 」
叩きつけるように言うと、伯爵の顔にわずかな驚きがにじんだ。
「 おや、おかしいね。彼女のことはみんな忘れているはずなのだが……。君のミスかな?友よ。 」
シャワーのように降り注ぐ花びらから、狼の形をした影が現れる。
「 そんなわけねえだろ!紅島アゲハのことは、みんな忘れてねえとおかしいんだ。覚えてるなんてありえねえんだよ……! 」
狼の影が私を睨む。ああ、と伯爵が思い出したように言った。
「 もう気づいていると思うけれど……。 」
この先に続く言葉は分かりきっている。世界でいちばん、聞きたくなかった言葉。
「 残念だが、紅島アゲハくんは完全退場となった 」
視界がぼやけた次の瞬間、透明な涙が頬に零れた。
瞳から降ってくるその雨は、私の頬を次々と濡らしていく。

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [5月8日 20時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「 おかしなことだね。確かに銀条シャチくんと紅島アゲハくんは仲が良かったけれど……。ひょっとしたら紅島アゲハくんの存在は、銀条シャチくんの一部になっているのかもしれない。それほどまでに……彼女の想いは強かった。 」
「 そんなのありえねえだろ……! 」
伯爵と狼の影__悪魔が何か話しているけど、すべて私の耳を通り抜けていく。
「 人間とは実に深い生き物だ。……ああ。」
ぱん、と伯爵が手を叩いた音で、私ははっと我に返る。
「 では、銀条シャチくんの記憶を消去しよう。 」
「 ……え? 」
嘘。どうして。そんな言葉が心を満たし、喉につかえる。
「 さあ、友よ。銀条シャチくんの__ 」
「 ……待ってください! 」
かすれた声を振り絞った。最後にもう一度だけ、大好きなあの人と……。
いつの間にか、お嬢がそばに立っていた。
音もなき風に、紅色の髪が揺れている。
「 ……シャチ。私、シャチと出会えて良かった。シャチが私を忘れても、私はシャチのことを忘れないから……! 」

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [5月9日 7時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

トパーズの瞳に、雫が光っていた。
それを認識した私の瞳からも、はらはらと涙が零れ落ちる。
「 ……私も、お嬢と出会えてよかったです。大好きです……! 」
頭の中から、ゆっくりと何かが抜けていく。
最後の最後まで、まぶたの裏には彼女の切なげな笑顔が浮かんでいた。
---------------
「 ……あれ? 」
気づけば、私は桜の木の下に立っていた。
強風が吹いたのか、地面は花びらで溢れかえっている。
古びた時計を見ると__3時50分。もう下校の時間だ。
歩き出した私の足に、こつんと何かが当たる。
「 え? 」
拾い上げたそれは__紅い蝶のイヤーフック。
「 ……! 」
その瞬間、なぜかイヤーフックがぼやけて__何かが頬をつたる。
私はこれを……これの持ち主を知っている。
それはきっと、私の大好きな人。
「 ……。 」
優しい風が、花びらとともに涙を吹き飛ばしていく。
誰もいないのに、私のそばに誰かがいる気がした。
名前も顔も、何もかも思い出せないけれど……。
__「 大切な誰か 」がいたということだけは、欠片となって記憶の隙間にこぼれ落ちていた。

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [5月9日 16時] 3番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

上のはあとがき。
タイトル案
・君が残したひとひら(ひとかけら)
・紅い蝶とひとひらの記憶

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [5月2日 15時] 47番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

残念だけど、紅島アゲハくんは完全退場ということになった。

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [5月3日 14時] 48番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「もう気づいていると思うけれど……」
「残念だが、紅島アゲハくんは完全退場となった」

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [5月3日 14時] 49番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

では、銀条シャチくんの記憶を消去しよう。

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [5月4日 14時] 50番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「伯爵がなにか言っているけど、すべて私の耳を通り抜けていく」

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [5月4日 14時] 51番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

https://kuku.lu/p12a4a46a9

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [2月20日 18時] 27番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

https://kuku.lu/p125d08a72
表紙

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [2月22日 14時] 28番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

https://kuku.lu/p12d2413e3
うさぎちゃ

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [3月6日 17時] 29番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

https://kuku.lu/p11d097581

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [3月19日 17時] 30番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

https://kuku.lu/p1364bd463
にこちゃんおたおめ絵

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [5月8日 18時] 31番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

月がほのかに光っている

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [2月17日 20時] 24番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

黄金色に染まっている月

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [2月18日 6時] 25番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

クッキーちゃん…1月3日
どんぐりちゃん…1月25日
あまとちゃん…6月21日
つっきーさん…3月25日
りのにゃ…4月25日
にこち…5月12日
モモンガちゃん…6月13日
みれちゃん…2月15日
星ちゃん…10月17日
すみれちゃん…10月4日
かりんちゃん…9月16日
サヤハちゃん…9月13日
みいちゃん…9月1日
あやちゃん…2月10日
にじはちゃん…7月31日

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [2月18日 7時] 26番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

あかりちゃん…12月22日(リア友)

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [3月11日 17時] 27番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

月を見上げるコウモリちゃん、浴衣で花火するムササビちゃん

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [4月20日 11時] 28番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

前日、留守だった

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [5月29日 6時] 11番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

当日にウサギがハヤトとの思い出の秘密基地にいた

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [5月29日 18時] 12番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

はらりと降りていく花びらが、地面を桜色に染めていく。

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [6月3日 19時] 13番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

エメラルドの瞳が見開かれて、たたたっ、と幼なじみがこちらへ駆けてくる。

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [6月6日 7時] 14番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

信号が赤に変わらないことを願う

たぴにゃん ꒰ঌ♡໒꒱ すらんぷなう。 (プロフ) [6月8日 13時] 15番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]
(C) COMMU