うちの子の会話(ネタバレあり)

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うちの子の会話だよ、猫又少女のネタバレがあるよ

無神氷狐龍 (プロフ) [2020年1月12日 15時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

「…あ、そっか龍夢は……なんか、ごめンね?」
「大丈夫だよ。ホト…だっけ?あの子可愛いよね。前、膝に乗ってきてくれたんだ。」
「うんうん、うちの御影と雅にもなついてるみたいだしね」
「だけど…!!!」
「ん?どうした蝋葉?急に大きな声出して…」
「あ、ごめんなさい…。えっと…、…少しだけ、何か感じるんだ」
「どういうことだ?」
「ホトは、只の猫じゃない気がするんだ」
「只の猫じゃない?更に混乱してきたぞ」
「蝋葉、悪いけど僕も一寸未だ解らない。もう少し深く教えてくれないか?」
「…抑の話、マフィアの建物内…ましてや最上階にあって厳重に警備されている首領室に、普通の猫がそんな易々と入ってこれると思う?」
「確かにそう考えるとホトは普通の猫じゃない事になるね!」
「…ホトは本当に猫なのかな?」
「え?」
「…チッ、そういう事かよ!」
「零兄、解ったの?」
「嗚呼…話を聞いてると、異能力の可能性も考えた…若し動物でも異能力を使えるなら、今迄の行動も説明出来る。だけど可笑しいんだ。動物が異能力をちゃんと使いこなせるのか?そんな事例は今迄に無いんだ。」
「…じゃあホトが人間だって言うの?」
「其の可能性も考えたさ。でもそんな事をする必要なんて無い。猫になって入り込んだ所で追い出されるのがオチだ。でも…」
「私がマフィアに入った事を知ってる人なら有り得る…!」
「…分かってンじゃん。其の通りだよ。ホトはマフィアの情報を盗み出したい訳じゃ無さそうだな。」
「ごめんね、どういう事?」
「有り得るとすれば、此奴に滅茶苦茶にされた奴等の一人。復讐を企んでる中マフィアに入っていく此奴を見て着いてったんだろ。」
「でも私がホトと二人きりになっても何も起こらないよ?」
「…もう一つ」
「蝋葉、何か有るのか?」
「…一緒に居たい理由があるんじゃないかなって」
「…過去に色々あったって言ってたしな…確かに何かあっても可笑しくねぇわ」
「そうなのかなぁ…」

無神氷狐龍 (プロフ) [2020年1月12日 15時] 1番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]
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