Anarchy in the Junk City
木雨レンカ*さ… 2015年7月28日 23時 /「 、 」 夜… 2015年4月26日 4時 /in-秘密の部屋 … 2015年4月18日 23時 /参加希望です 2015年4月17日 2時 /窓辺で白いカー… 2015年4月8日 0時 /「ああそっか」… 2015年4月6日 3時 /in何処か 2015年4月3日 21時 /「……」 人気の… 2015年3月25日 23時 /「………はー」 薬… 2015年3月25日 22時 /「…なんだコレ… 2015年3月15日 22時
メッセージ一覧
「 、 」
夜。静寂という言葉が相応しいと思うほど辺りは静かだった。だからこそ、川辺から聞こえる何かは耳に届いてきた。
少しそこへ近づくと、それはどうやら人の声らしいことに気がつく。断片的だが、言葉のようなものも聞こえることだし、おそらく会話をしているのだろう。
「……だろ。……………………………………、………だ」
そして今度は、もう一つ気がついた。これは男の声だ。しかし、可笑しい。先程から、声はひとつしか聞こえてきていない。会話をしているのであれば、ふたつ以上の声が聞こえてくるはずなのだ。これはどういうことだろう。
川辺へ続角を曲がったとき、それの理由がわかった。
「だーかーら、我儘言うんじゃねーよ」
声の主は何やら、魔女ののような格好をしていた。顔はよく見えないが、声色からして男だろう。そんな彼は。
虚空に向かってそんな台詞を発していたのだった。
転た@in率低め (プロフ) [2015年4月26日 4時]
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その、少女の言うところの『何か』に小突かれた。悟られたことを責めているのだろう。
「聞かれちゃあおいそれとそう言えねぇがな。てめーがそう認識することは勝手だ」
冷たくいい放った。
小突かれたものの、その『何か』の存在は別に隠しているわけでもないのだ。むしろ、彼は『何か』のいるらしい虚空を見つめたり、そこに言葉をかけたりしているのだ。切り札でもなんでもない。いるものをいないように扱うなど、そんな器用なことを彼はしないのだった。
「ったく……。またその名前かよ」
エリー。その名前を聞き、またも露骨に機嫌の悪そうな、面倒臭そうな顔をする。
最近はその名前を聞いてばかりなのだ。同じ名前ばかり『聞かされている』のだから憂鬱にもなる。そして面倒だ。
「交渉どころなんかじゃねぇよ」
不意に彼はそう、軽い口調で告げる。
会話に飽きてしまったのか、帽子の鍔の下から除く髪をいじりながら。それでなんとも軽々しく彼は
「きっと死んじまうぜ」
告げるのだった。
転た@in率低め (プロフ) [2015年8月4日 4時] 6番目の返信
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「聞き飽きたわけじゃあねぇぜ」
初めて。彼が相手の言葉に肯定的に返事をした。いやいや、確かに文脈は否定をしているが、そういう意味ではなく。
皮肉を返さず素直に答える。
「むしろもっと聞きてえくらいだ、その名前は。なんせ大切な預けもんしてるからな。つーわけでさ」
顔の位置は変えずに目線だけを動かし相手を見る。それで目元は帽子の鍔の影になってしまうため、睨んだように見えてしまう。
「てめーも、なんか知ってるんだろ?だったらエリーって奴のこと教えろよ」
それが人にものを頼む態度か。そう問うべき態度で彼は告げた。
しかし、彼はあぁ、と呟くと首を振った。
「いや……やっぱいいわ。てめーみてえなのが外に出ていい時間じゃねえしな。それに、『視る』って用件も意味わかんねーし」
先程までの様子が嘘のように否定的な台詞。まるで干渉することをやめたような。
それでも、判断は相手に任せた。家に帰る時刻だとか子どもが出歩くだとかーーそんなものは通用しない世界なのだから。
転た@in率低め (プロフ) [2015年8月22日 1時] 8番目の返信
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in-秘密の部屋
「…ここに来るの何年ぶりだろう……」
少女は呟いた
「私はノエルに会いにきたんだけどなーあ。いますかーあ?ノエルー?」
叫ぶが、返事はない
「不在でしょうかーあ……まあ、気長に待ちますかーあ。」
暗証番号……覚えてるかな?
ガタッ
「…………誰?ですかーあ」
十六夜アリス (プロフ) [2015年4月18日 23時]
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ありがとうございます。
今、諸事情によりURLが貼れません
申し訳ない、発言をどんどん下に辿ってから名簿までたどり着いてくださいすみません
Maëlys@名前コロコロ症候群 (プロフ) [2015年4月17日 6時] 2番目の返信
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窓辺で白いカーテンが揺れていた.
空はどこまでも高く、果てしなく遠く.
彼の手は決して届かない.
彼の体はこの安っぽい寝台から離れられず.
彼の魂はこのちっぽけな病院から飛び立つことはない.
それでも僅かな慰みはあった.
空を飛ぶ鳥、夜に瞬く星、季節の匂いを宿した風.
そして一本の老いた樹木.
儚げな色を宿した、金髪の青年はベッドの上で寂しげに呟く.
「あぁ、あの木から最後の一葉が落ちるとき、俺の命も終わるんだな」
突如、人影が現れる.見舞いだろうか.
「あれは常緑樹だよ」←
嘘だろ…と心中で呟く.
「……つまり、一年中、枯れない?」
人影の方を向いて言う.
【垢変】 (プロフ) [2015年4月8日 0時]
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「ふぅん」
また。どうでも良さそうに返事をする。事実の確認だけで充分だった。
彼の笑顔が神経を逆撫でするようで苛ついた。自身の主に目を向けないアレンに苛ついた。痛みで主から逃げたアレンに苛ついた。こんな奴に主が救われたことに苛ついた。
どうにもこうにも、こんな奴が主に好かれていることに苛ついた。
「それはーー」
自分とは違うタイプだ。どちらかと言えば緋色に似ている。
となると、アレンのこれは一種の多重人格のようなものか。瞳の点滅が少々気になるがそれは魔力によるものなのだろう。
魔力ならば前提が違う。自身のと彼のとは違うらしい。
ここまで考察したところで、彼の台詞で思考が絶たれた。
「侮辱?それは仕方がないと思った方がいいのではないか?先にそれを我が宿主様にしでかしたのはそいつの方じゃろう?」
だからーーではないが、こちらだってそうする。器でしかない彼女を貶されて、反発しないわけがない。
鈴美 (プロフ) [2015年8月31日 4時] 29番目の返信
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薄暗い病院の一室にいたはずの二人はその隣の施設__科学館の立ち入り禁止部屋にいた。
脈絡なく、唐突に、突然に。
ゆらりと光が陽炎の様に揺れ___直後、景色が変わりここにいた。
「貴方は病院なんて、一度も入っていませんよぉ、あははぁ」
口調が変わった。目の色も変わった。
「歓迎とお近づきの印の__空間偽装【サプライズ】…お楽しみ頂けましたかぁ?」
にっこりと、卑しい笑みを向ける。
「ボク、影の薄さに定評のあるプラムですぅ」
部屋の中で、プラムはくるくると宙を舞う。
「ボクのことを侮辱するのも許せませんけどぉ、アレン様を侮辱するのはもっと許せませんよぉ♪」
拗ねた様に口をすぼませ、足をパタパタを振って言う。
【垢変】 (プロフ) [2015年8月31日 18時] 30番目の返信
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薬品のツンとした匂いとカビ臭さが鼻につく。よくわからないままに静かに存在する機械と、並ぶ棚が圧迫感をもたらしていた。
嫌な口調。あぁ嫌な口調。『これ』はそう思った。
「ーーまったく」
赤色い瞳を瞼と長い睫毛で隠し、呆れたように呟いた。
「本当に、この『私』には過保護なんですかぁら……さそりくんはーぁ」
赤色ことーー優木鈴色はそこに在った。口調も態度も雰囲気もいつも通りのそれ。
「くっは」
いつも通りの笑い。
「やぁ、ですねーぇ。んなこと、気づいていたぁに決まってんじゃあねーですかぁよぅ。もっとも、さそりくんのお陰のよーなもんですがーぁ」
堂々不敵に、この場に不適に笑った。
赤い瞳は宝石のようにぎらぎらと、填まっている。冷たく燃えている。
「歓迎?お近づきぃ?くはは。悪ィですが、そーいった幻術の類いに接する機会はぜーんぶ、あの過保護な『彼』が勝手に横取りしちまうんですよぅ。だからこの私にはなにがあったかぁ知りゃあしねーんです。だからんなこと言われたぁってよくわかんねーですよぅ。しかしただ一つ言わせていただければ」
卑しい笑みに微笑んだ。優しく包み込むように潰すようなそれで。それでこれは続けた。
「貴方の主人でありこの私のくそ恩人は、ずいぶんとまぁ陳腐な演出を好みやがるんですねーぇ。この私のような可愛らしい色をもてなすには些か花がかける。この程度ならあんのくそストーカー野郎の方がまぁだ上手くやってらぁ。ーーくははは」
居場所をそこと留めない相手だから、わざわざその方向を向くことなく、自然の流れに流されることなく。これは正面を向いて話していた。まるで独白だ。
しかし今は。今はその行動が赤く赤く赤く赫く、畏怖を呼ぶのであった。
拗ねたような彼の態度に苦笑いをしてそれに答える。
「いやいやぁ、だからそれをこの私に言われちゃあ仕方がねぇんですってぇの。それにこの私にゃあ、大好きなくそ恩人のあの人で遊ぼうなんて思っても愛なき侮辱をするなんてするわきゃあねーですよぅ」
挑発するようにではないが少々余裕そうな素振りで答えた。
鈴美 (プロフ) [2015年9月3日 3時] 31番目の返信
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ーーばれちゃだめなんですぅ、ボクのことぉ。
彼の言葉が耳につく。私にばれてはいけない……?
「どーいう意味でーー」
そう問おうとしたものの、彼は倒れてしまう。意識を失ったのだろうか。操り人形のように、というよりもこれは
「まるでロボットだ」
と思った。
変わる瞳と都合のいい流れ。まるで自分の見ている世界もが機械仕掛けのように感じる。そんな気持ち悪さがそこにはあった。
「ったく。問いにも投げ掛けにも答えてくれねーのは、あなたの中の奴等でーぇ、共通することなんですかぁよ。あのいつか暴走した彼にも言えらぁ」
腹立たしいような口調で呟き、床を蹴る。
静かになった空間で赤色は溜め息を吐く。淀んだ空気に更に沈んだ息を。その場にしゃがみ込み、目の前に横たわる体に言葉を投げる。
「ホント、なんなんですかーぁ?貴方は。意味わからねぇ。そんでわかりたくもねぇんですよぅ」
愛しさと優しさを閉じ込めたような柔らかい表情で、冷たい瞳で言葉を落とした。
「ーーねぇ、アレンさん。私にぃ、ばれちまってはぁ、いけねーってぇのはどーいった意味ですかーぁ?ねぇ」
もう一度独白のような口調で、台詞を紡ぐ。言葉の糸を編み込む。
「それは、貴方の中で私がどうにかこうにかした位置になっちまったっつーことなんですかーぁ?」
私は貴方の何かになっちまったってことですか?
ねぇ。
鈴美 (プロフ) [2015年9月5日 1時] 33番目の返信
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「ああそっか」
慌てた素振りも見せず、袋小路の路地裏で彼女は呟いた。そうか。逃げるべきだったんだ。今更後悔しても遅いなぁ。なんてことも思って。
彼女の目の前には複数それから作られた人垣。それらは色々な武器を持ち、彼女のことを見る。
なんで。私なんだろう。
人垣の一人が魔法を使う。攻撃がくる。わかっているけど避けない。避けられない。もう逃げる元気もないこと。いっそここで捉えられた方が楽かもしれない。しかし、仲間の枷になるのは嫌だった。だから逃げられないわけであり。
そう思った頃には相手の魔法が目の前に。
鈴美 (プロフ) [2015年4月6日 3時]
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「………………。……」
何かを言いかけて止めた彼を不思議に思う。しかし察する。言いたくないこと、或いは言うことの出来ない事情があるのだと。誰だってそういうモノを持つことくらい、化物の『彼』でも知っていたから。
『成長出来ないって苦しいんじゃないの』
その言葉を聞き、思わずにやける。
「かはは。その台詞を宿主様の体の前で言うか。しかし良かったな。今の中身が儂で。それまで宿主様だったのであれば、恐らく貴様は殴られていたぞ?」
悪戯気に艶っぽく笑う。宿主様。優木鈴色。そういえば彼女は年齢の割にずいぶんと小さな体であった。以前、『彼』が「クソ餓鬼」と呼ぶ者に、小学生などと言われたことがあったがーーまさにそれを許容範囲に入れてしまうほどに、彼女の体は小さかった。
「儂か?そうじゃのぅ。もう齢を数えることが面倒になるくらいの時間を過ごしているからな……いや、しかし儂はーーーー」
彼の問いに対し腕を組み、ごにょごにょと独り言を言う。どう言い表せば良いのか悩んでいるのだ。
しかしそれも終わったのか、一つ「かは」と言うと薄く微笑み告げた。
「千四百は越えているじゃろうな」
鈴美 (プロフ) [2015年4月17日 2時] 22番目の返信
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「え?俺殴られても痛くないし」
痛いのは彼じゃない。だからこう好き勝手してるのにも納得がいく
そして目の前の彼を見る、確かに彼の宿主は小さい
正直この体もここまで縮めてやろうかなどと嫌がらせを考えて
「成る程、そうか」
人間であれば驚くだろうな、と付け加えてから再び口を開く
「それは種族的に若いのか?」
彼の好奇心の表れなのか、それとも適当に問いを投げ掛けているのか。
それは彼にもわからなかった
Maëlys@名前コロコロ症候群 (プロフ) [2015年4月17日 6時] 23番目の返信
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「ふぅむ。便利な体よのぅ。羨ましいわい」
物欲しげな目でそう言う『彼』。実際、彼には痛覚がある。勿論だ。しかし、彼が刺激から受けとる痛みは、宿主が感じるものの数倍となる。もうそんなことには慣れてしまっているが。故に『彼』は痛みにより動じることはなかった。精神的なものは別として。
「人間であれば、か」
彼の台詞を聞き、面白可笑しそうに楽しそうに笑う。そんな言葉を使う自分達が滑稽に思えたのだ。自分の宿主に対してもそう思う。
「種族のぅ。くはは。実のところ儂はただ一つの物体でのぅ。じゃから若いだとか老いたとか、そういう概念は持ち合わせてはいない」
それに自分は何度も生まれているのだから。宿主からその子へと移る。そんな台詞は言わない。そして察せられることもない。『化物』である『彼』はそういうことにおいて、感情が漏れぬよう、保護されているのだ。俗に言う、チートとして。
鈴美 (プロフ) [2015年4月23日 1時] 24番目の返信
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「便利では無いと思うが」
本意は明かさず切り返す、ぼんやりと…言い換えれば蛍の光のような瞳を真っ直ぐに向けた
「人間になったところで忙しいだけだがな。泣いて、喜んで、痛がって、頼って、信じて…」
面白いのか可笑しいのか、笑顔を
浮かべる彼を見る。
正直に言わば彼も人間に近い感情を持っている、ただそれがあっても何も感じないだけで
「そうか」
先程から淡々と言葉を綴る彼はその言葉に口元を歪ませた
Maëlys@名前コロコロ症候群 (プロフ) [2015年4月26日 15時] 25番目の返信
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「そうかの」
彼がそう言うのであれはそうなのだろうと思った。本人(人?)が言うのであれば気持ちよさも心地よさも使い勝手の悪さも熟知しているはずなのだから。そのようなことだけがやんわりと伝わればそれでいい。その先に踏み込もうなどとは思っていないことなのだから。
「そういう邪魔で面倒で陳腐で下らなくつまらなく儚い感情というモノをもっての生き心地だと儂は思うがな」
彼にたいしてこの『彼』は、人間のような、そして人間よりも人間らしい感情を持っていた。苛つきもするし楽しみもするし、大切なモノが侮辱されたり汚されたりすれば怒るし、そして何より我慢というモノを知っていた。人間の感情というモノを知っていた。だからこそ『彼』は感情という人間の部品を大切に思うし、それから一線向こうの場所から物事を客観視できるのであった。
化物よりも人間らしく。
悪魔よりも人間らしく。
人間よりも人間らしく。
宿主よりも人間らしい。
そんな化物。
彼の返事を受けて少々不思議に思う。それは彼が先程から口元を歪ませていたこと。それが気になって、「どうかしたか?」なんて問うた。
鈴美 (プロフ) [2015年4月30日 7時] 26番目の返信
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「…でも僕は名前覚えてないからな」
毒をまたしても吐く、ツンデr...ゲフンゲフン
Maëlys@名前コロコロ症候群 (プロフ) [2015年4月13日 23時] 298番目の返信
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「へー……アンタかマゾ野郎かどっちがいい?」←
実は覚えてたとか絶対言わねえ……
Maëlys@名前コロコロ症候群 (プロフ) [2015年4月13日 23時] 300番目の返信
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「……」
人気の無い地下室
まるでそこは牢獄のようで、そこに居る少女は閉じ込められているようにも見える。
「………あは」
今、彼女は人を殺している。
「ねえ、早く死んでよ」
少しだけ動くものに笑いかける
「あは………あれ、動かないや」
彼女は一見笑っているように見えるが少しさみしそうにも見えた
十六夜アリス (プロフ) [2015年3月25日 23時]
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怖い。へぇ、そうなんだ。ふぅん。
「くはは。いいですねーぇ。怖い。くは。とても言い台詞ですよぅ」
その単語を向けられるのがとても久しく、苦しい。何故って、それは。
「その単語。それを聞いて安心ですよぅ。あぁ、良かった。私は、この私は、まだ。誰かに恐れられているんですね」
守られている世界の外は変わらないのだと。感じて嬉しく苦しい。
今更、そんな台詞の重さを痛感する。
ーーよかった。
自分は完全に、あの人達の優しさに染まっていない。甘えていない。自分はまだ、恐れられている。まだこの化物を認識できる。まだ黒い黒いどす黒い渦の中に身を置いている。
あぁよかった。
これなら。
あの人達を。
巻き込めない。
実質。この赤色は力さえなければ、ただ色のついただけの可愛らしい入れ物である。黙っていれば可愛い。むしろ力さえなければ、黙っていなくとも可愛い存在であったのだ。
人が全て同じ生き方ではない。だからこの、一人と一つの生き方が違うのは当然なのだ。しかし。それにしたってこれは違うのだ。受け継がれてきた忌みしき赤色を、もう。
「うん?おや?それはもう、好きにしていいっつーことですよねーぇ?」
彼女の台詞が曖昧だったため確認を取る。できることならば早く許可をもらいたい。
サンプルやら回収やら給料やら、その辺りの単語はどうでもいい。重要なのは事実と感覚。赤色の中のそれとの。
「……。くはは。え?いやぁ、そいつはぁ、できねー相談ですよぅ。なんたって御嬢さんが可愛らしいのは事実。それを口にしないことなど不可能ですよぅ。貴方にとっては残念ながら」
あぁ、照れてるなぁ。可愛いなぁ。食べちゃいたいくらい可愛いなぁ。勿論比喩だけど。
内心ではそんなことを、からかうように思う。
まだ、そういう下らないことを話してくれたことが嬉しいのだ。危険に身をおいているというのに。
ーーなんて優しいこと。
と。皮肉を思う程度に。
鈴美 (プロフ) [2015年7月30日 3時] 45番目の返信
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『ーー光栄です。』
『ーー言っててくださいねえ』
『ーーノエルは別……』
場違いのようなそういう台詞が聞こえたような気がする。それでも、例え鼓膜が揺れていたとしてもそれでも、そんな言葉達はが、赤色のーー化物の部分に届くことはなかった。認識できたのはただ、『好きにしちゃってください』という。許可されたという概念のみ。
それを感じて。それを感じて。それを感じて。
「ーーーーーーくは」
赤色は一番嫌に笑った。
まるで獣が獲物を目の前にしたような、欲を満たすような雰囲気を何重にも重ねて纏ったような。そんな嫌な笑み。
「リストさん。この私の目的はただその生命反応を失った直後らしい死体さん達にあります。ーーくしゅんっ。失礼、ここは冷えますねーぇ。しかしそれが今は好都合。いえいえ、なんでもありませんよぅ」
またも意味のわからない台詞を淡々と告げる。その様子の赤色の笑みは実に穏やかなものであった。まるで先の笑みが嘘のよう。
「くはは。つまり何が言いたいというとですねーぇ。もう、リストさん、貴女への要件はなくなりました。だからお手数だとは思いますがーぁ、この場を去ってはくれないでしょうか」
そして、その後の私の様子を、決して見ず聞かず触れず嗅がず味わわず感じないでください。それならば貴女を逃がします。
最後の最後で、本当のお願いを彼女にしてみた。だからこそ、本気の頼みであったからこそ半ば脅迫のようになってしまったが。
お願いします。なんて頭を下げる赤色はただの少女のようだった。
鈴美 (プロフ) [2015年7月30日 18時] 47番目の返信
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「静かだぁね。うん。まるであの日みたい。でも今はあの日じゃあ、ねーよぅ?それからもっと先の未来が今。今、私と●●●くんはここにいるんだよぅ」
静まり帰った部屋で。赤色は自分の中に宿る化物と話ていた。もう誰の目にも触れられないのだから、言葉は全て口に出す。とても仲のいい様子で気軽に話している。穏やかで安らいだ表情で。
「なーぁ、●●●くん。この様子を、アレンさんやエリーさん、あと……紫色のあの人。とにかく誰かに見られたらどう思われるんだぁろね。怯えられる?怖がられる?呆れられちゃうかもしれねーよね。でもまぁ」
それも仕方ないんだぁよね。なんて呟いて。赤色は笑った。哀しそうに、名残惜しそうに。曇った笑顔を浮かべる。
「うん、待たせたのは悪ィってぇ、思ってるよぅ。だからもう、」
『食べていいよ』
その台詞が皮切りであった。
赤色の背から、化物が姿を現す。まるでーーそう。蝎。蝎のような足が、甲殻類の固く冷たく重く、無機質な足のようなものが、赤色の小さな背から生える。
「ほら、目の前に肉が転がってやがるんだから、食えばいいだろうがよ……ん……?なんだぁよ」
化物に話しかけられたのか、 そう、一人問うた。
「え?あぁ、さっきの御嬢さんーーいや、リストさん?」
先ほどまでの少女の話をしているらしい。化物に何かを言われたのか、赤色はくはは、と笑った。
それはもう、とても楽しげに。
「そうだぁね、●●●くん。リストさんは本当に」
『食べちゃいたい』くらい可愛かった。
この場では冗談にならない台詞を、言った当時も冗談でなかった台詞を吐く。笑顔で。笑顔で。尚、笑顔で。
それからきっかり三秒後。暗い部屋にぐちゃりと、獣が肉を貪るような音が響いた。
鈴美 (プロフ) [2015年7月31日 1時] 49番目の返信
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「………はー」
薬品の香りが充満する地下室
そこにそこにいるのは適役といった感じの青年が一人静かに研究をしていた
どうやら万能薬を作りたいらしい
怪我や病気の薬、種類などを調べた
調合も試した
すべて駄目だ
………と、そこで後ろに人の気配がする
敵だったら大事だ、自分ですら出れないこの部屋に侵入したと言うのか
だとしたらあの金髪野郎はなにしてやがる!?
と、思いつつ思いきり振り向いた
「誰だッ!?」
Maëlys@名前コロコロ症候群 (プロフ) [2015年3月25日 22時]
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「…なんだコレ」
真っ白な白衣を着た青年は、地面に落ちていたオカリナを拾い上げた
ボロボロで、描いてあったであろう柄、塗ってあったであろう色は剥がれていた
それでも何故か手放せなかった、荷物になるだけだろうに
青年は、それを白衣のポケットにしまい歩き出しす
…と、オカリナの一部がが一瞬赤く点滅して、機械音を発した
Maëlys@名前コロコロ症候群 (プロフ) [2015年3月15日 22時]
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