*sweetia*

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そろそろ仕事を探さなくては。
重い腰をやっとの思いで上げ 実に1週間ぶりの外出を決行したのだが、それは絶対、今日じゃない方が良かったと思う。
「うっわ濡れる……ッ!!クソ、ほんと最悪だ……!」
突然の豪雨がやってきたのは、そもそも染髪している野郎は論外だと門前払いをくらい 大通りに放り出された直後だった。
さっきからぽつぽつ雨が降っているのは気付いていたけれど、 予報では曇りだと言われていたし、そう酷くはならないだろうと高を括っていたのがいけなかった。でも傘を持たなかった俺は悪くないだろ、?天気予報のせいなんだから、そうだろう。
ああ、もう、ただでさえくたびれたシャツだってのに、こんだけ濡れれば最早ホームレスじゃねぇか。
頭の中で浮かぶ文句も、濡れてびしょびしょになったシャツの不快感が耐えられる物では無くなっていく様を思えば2秒も経たずにすっと消えてゆく。
せめて傘を貸してくれるか、衣服が乾くまで雨宿りさせてくれる場所は無いものか、
そう思った、丁度その時に。
CLOSE、そう書かれた看板を手に持っている 1人の女性と。ばっちり、目が合ったのだ。

鈴屋 (プロフ) [2019年10月12日 16時] 1番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

……いや、やった、これはやった、完全にやらかした。
温かな飲み物に、肩に優しくかけられたタオル。先程まであんなに焦がれていたものだというのに、なんか、そんなの、そんなもん、どうでもよくなってしまった。
雨のじめじめした匂いに紛れて、甘い香りが一瞬鼻を掠めたのを、気にするほどでもないと無かったことにしちゃいけなかった。
彼女が俺の傍を通る、それだけで、喉は渇くし 、鼓動はどんどん速さを増すし、身体は熱を帯びてしまうし。
異常なまでの空腹感と甘ったるい匂いがぐるぐると絡み合い、嗚呼、もう、どうともならない。
「……あの、体調でも、」
"体調でも優れないのか"恐らくそう問い掛けようとしたであろう彼女が俺に手を触れた瞬間の事だった。
気付けば床に名前も知らない彼女を押し付けていたし、何やら喚かれている、が、よく、わからない。
ちょっと、やばい体制かも、なんてぼんやりうっすら、ほんの少しだけ思いつつも それ以上に頭を支配するのは以前に食べたsweetiaの味と、その、中毒性ばかり。
彼女も、そんな味がするのだろうか?
ああ、そう言えば前に食べたのはいつだっただろう、もう、何ヶ月も前か?覚えていない……
匂いに当てられて 病変部位がない事にすら気付きもせず、思うがまま、その肌に歯を立てた。
「………おいしくねぇ!!!!」

鈴屋 (プロフ) [2019年10月14日 3時] 2番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

……えっ、待って、何した、?俺、何した????えっと?いきなり女性を押し倒した?力で無理やり押さえ付けた??……馬乗りになって、あの人噛んだ??????????eater以前に変態じゃねぇか!!!!!!!
予想と遥かに違う味に驚き正気を取り戻し、先程起こした行動を客観視出来た頃には、もう、なんか色々遅かった。
「ぅ"グ……ッ!!?!!?!?ゲホッ、オエ"ェ"…ッッ!!!?!」
俺の力が少し、ほんとに少しだけ緩まった瞬間を彼女はしっかり逃さず、それはまあびっくりな速度で、なんの躊躇いも無く俺の鳩尾に、重めの1発を。
吹っ飛んでる間に秒で距離取ったから、あぁそのまま逃げんのかなとか思ったら、なんか、めちゃくちゃ罵声浴びせてくるし!!!?!?
「おま、はァ……!!?!?なん、で逃げねぇんだよ!!!!?ど、見たって変質者じゃねぇか俺っ!!!!!初対面で、押し倒してるし噛み付くし!!!!!!!それ、に服装見…ッろ、!!!!!!クソみすぼらし、だろ!!!!!!ヤベー奴じゃねぇ、か!!そんな俊敏に動け、なら、さっさと逃げろよ!!!!!!!!!!!……ゲホッ!!」
いや、マジ、俺がやっといてなんだけどそんな罵声食らわしてる暇あったら逃げろよこいつ!!!!!!!!!!!マジの変質者だったらどうしてんだよ!!!!!!!!!!!2人きりだぞ!!!!??!!!?!!さっきなんか抵抗できてなかっただろ!!?!?!?
なんか罵倒されまくったしそれ以前にこれ以上無い失態を見せつけてしまったし、最早気にする事など何も無いと、心の奥底が言わんばかりに柄にもなく本心筒抜けなクソデケェ声出たし、鳩尾痛すぎて息も絶え絶えだし、そもそも加害者の俺が何言ってんだ????????意味がわからんなにしてんだほんと、って感じではあるけど、でも!!思うだろ!?何こいつ変質者にギャアギャア喚いてんだって!!!!!!

_俺が叫んだのを皮切りに、売り言葉に買い言葉ならぬ、互いに言いたいことを言い合うだけの売り言葉合戦が始まってしまい、ほとぼりが冷めたのは、もう、どれくらい時間が経ったのかすらわからない頃合いだった。
「喉"……い"てぇ"……」
いや、ほとぼりが冷めたと言うより 叫び疲れた、の方が 正しいと思う。正直まだ言いたいことはあるけど、2人して呼吸は荒いし、顔は真っ赤だし、嗚呼、もう、こんなにガチで喧嘩したのなんて、本当いつぶりだったのだろうか。しかも悪いのが俺、なんなら初めてこんなになっただろ、
息を整えながらちらと相手を見れば なんともまあタイミングの良い事で、丁度、ぱちりと目が合った。

鈴屋 (プロフ) [2019年10月14日 12時] 3番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]
(C) COMMU