百合SSを集めたい

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ガチショートなおりゆり

箸レーゼ (プロフ) [2023年4月7日 7時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]


ハッと息をのんだ。
あまりにも、彼女が綺麗だったから。
しばし見惚れてそこではたと我に返る——私は今、なんて最低なことを考えたのだろう。
涙に濡れた睫毛が震え、ゆっくりと上下する。
泣き顔を隠すためか、彼女はもう一度きつく私を抱きしめた。
耳のすぐ横で聞こえる嗚咽。
私には、彼女の背と頭を撫でてやることしかできない。
“その人が笑っていると自分も嬉しくて、その人が泣いていると自分も悲しい”
恋の定義でよく見かけるものだ。
それは今の私にピッタリと当てはまっていた。
熱い雫が頬を伝い落ちていく。

箸レーゼ (プロフ) [2023年4月7日 7時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

………えっと???

箸レーゼ (プロフ) [2023年4月7日 7時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

おりゆり

箸レーゼ (プロフ) [2023年3月25日 19時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

ふたりっきりの階段

彼女と私、二人だけの足音が響く。
校内に三つある階段のうち、なぜかあまり使われない階段。
私たちはいつも、この階段を好んで利用していた。
「今日も疲れたね」
「ほんとほんと。特に今日はさぁ——」
何でもない、部活終わりの世間話。
それが私にとってどれだけ幸福な時間かなんて、彼女にはきっと分かりっこない。
二人っきりで、邪魔されたくなくて、この階段を使いたいって言った私の気持ちも。
四階にある音楽室から一階に向かう。
三階との踊り場を見下ろすと、その先は薄暗い。
私たちが構わず足を踏み出すと、まるで歓迎するかのように古くさい蛍光灯が白く光った。
ここは他の階段からも離れていて、本当に私たちの音しかしない。だからこそ、私は彼女を独占していることに優越感を強く覚える。
「ねぇ、」
「なに?」
「はぐ、したいな」
「……うん、もちろん」
こうやって可愛い顔をしてくれるのも、私にだけだったらいいのに。
そんなことを考えながら、私は彼女を強く抱きしめる。
彼女の右肩に顔を埋めると、息が苦しくなるほどの甘い匂いが肺を満たしていく。
私の大好きな時間。
私が彼女を独り占めできる時間。
永遠とも思えるほどの幸せ。
「これ、いつまでやるの?」
「あはは、そろそろ帰ろっか」
名残惜しさを下手くそな笑顔で塗りつぶして、私は彼女の手を取る。
二人で、二人っきりで、また階段を下りていく。
やっぱり響くのは、私たちの音だけだ。

箸レーゼ (プロフ) [2023年3月25日 19時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

あれ、思ったより時間かかってない

箸レーゼ (プロフ) [2023年3月25日 19時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

めちゃくちゃ素敵な板があると聞いて!!他板になってしまうのですが良ければ……リンク飛んでくださると嬉しいです 🙇

かっぷめろんちゃん (プロフ) [2023年3月23日 18時] 1番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

下手くそ過ぎて投稿するか迷ってる物ですけど…

はーぶぜりー@ラビットパレス所属 (プロフ) [2023年3月23日 3時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

「もうすぐ、春だよ。」
隣に座っている、はなみんこと花御。
花御は春が大好きでーー春の訪れを感じると、私にすぐ教えてくれる。
私は春が好きだ。暖かいし、花も綺麗だし。
でも、今年の春は…特別に嫌いだ。
今は…啓蟄、まあ三月五日。卒業まで、あと一カ月も無い。
今の内容から分かるように、花御と私は今年で卒業してしまう。
花御は、小さい頃から親友で。
初めての友達で。
もう、片思いしてしまう位好きで。
ずっと一緒かと思ってた。
でも。この春が終わったら、花御は海外へ行ってしまう。
それは、私が告白するタイミングが無くなってしまうのを意味する。
今しか無いんだ。
付き合い始めたとしても、残り一カ月無いんだから。
「御空ちゃん。なあに、暗い顔して、御空ちゃんに合わないよ?」
私ーー御空に対する花御は、明るくて、本当お花みたいで。
私なんかと、合うのだろうか。
でも、ここで別れれば。
一生後悔する。気がするんじゃなくて。ほぼ確信してるんだ。
「花御。」
勇気を出して話しかける。
緊張したのか声が震えたけど…。
「…、御空ちゃん? どうしたの?」
そのいつもと違う声に気付いたのか、花御は心配そうに私を覗き込む。
答えがどうであれ。私は私だから。
「……大好きです、付き合って下さい。」

はーぶぜりー@ラビットパレス所属 (プロフ) [2023年3月23日 3時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

素敵です………!!!!こういうの好きです、二人とも可愛いです…
ぜんっぜん下手くそなんてことないですよ!ありがとうございました〜

箸レーゼ (プロフ) [2023年3月23日 7時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

ありがとうございます…!

はーぶぜりー@ラビットパレス所属 (プロフ) [2023年3月23日 12時] 3番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

練習用に書いた百合なんですけど良ければ

あきまる (プロフ) [2023年3月22日 13時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

鳴り響いたチャイムの音を皮切りに、クラスメイトの騒ぎ声が目立つようになった。授業中は酷い睡魔が襲ったのにもかかわらず休み時間になると睡魔から一気に解放されるのは何故だろう。なんてしょうもない疑問が私の頭の中に浮かび、短いため息とともに消えて行く。
次の授業の準備をしている私にパタパタと駆け寄ってくる、一人の少女。そいつは、私の友人だった子だ。
彼女を横目に作業を進めていると後ろから柔い感覚、時間が経つにつれ感じる温さ。きっと彼女が私にバックハグでもしているのだろう。せめて一言かけてからぎゅっとして欲しいと思うけれど、それよりも耳元にかかる彼女の呼吸音が私の思考を乱してしょうがない。頭の中から心臓の音が聞こえる。両の手がセーラー服を掠るたびに、私の意識はそちらに集中してしまってかなり鬱陶しい。はやくはやく終わってくれどっか行ってくれ触らないでくれと、どこか他人行儀な願いばかりが頭に浮かぶ。じわりと滲んだ汗が背筋を冷やす、後ろにいるこの女は、酷く熱を帯びた声色で私に言うのだ。
「君のことだぁいすき」
いつも心地よいソプラノが、焦げたキャラメルみたいにほろ苦く溶けていた。
滑稽ともいえるこの姿をクラスメイトは気にもしないのだろう。同性同士だから仲の良いからと、誰も私達に気づいてくれない。秘め事な恋愛に高揚感を覚えながら、気づかれたら軽蔑されるのかななんて被害妄想に身体を震わせる。いやはや恋愛とは末恐ろしい、現に今こんなに心臓の音がうるさいのだ。ぐちゃぐちゃの思考回路を纏めることも出来ず、一つ分かるのは彼女がずっと私を惑わせている、ということだけ。彼女で満たされているのは素晴らしいことだけど、それでもやっぱり離れて欲しかった。なんでかって心臓の音が彼女に繋がってしまったら気恥ずかしいから。一番最初の感情は、嬉しいだけど。
久しぶりに恋をした自分がまさかこんなに臆病者だとは思わなかった。
「……わたしも」
上手く発音できたか不安だ。それでも、何とか声に乗せられた。
ちゃんと聞こえたらしく返事はハグで返ってきた。首が絞まるくらい強く強く抱きしめられて、思わず声をあげてしまう。当たり前だけど可愛らしい声なんかでは断じてなくて、蛙が絞められたみたいな低くて汚い声だ。それを聞いてにやにやしてるのが顔を見なくても分かる。心の底から悪趣味だと思うけれど口には出さない、また絞められたら嫌だから。
そんなところも愛おしいと感じる私は病気だと思う。でもしょうがない、恋は盲目なのだし。
ふと窓を見ると外は晴天。こんな私たちを祝福せず、ただいつも通り青に雲が浮かんでいた。

あきまる (プロフ) [2023年3月22日 13時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

スゥーーーーーーー…………控えめに言って神です……………………
とても文章綺麗ですっごく好きです!うわぁ出会えてよかった…

箸レーゼ (プロフ) [2023年3月22日 20時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

身に余る光栄すぎる……🥰
感想ありがとうございます!

あきまる (プロフ) [2023年3月22日 20時] 3番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

オリゆり
載せさせてもらいます〜!

すいしぇー (プロフ) [2023年3月18日 17時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

私には好きな人がいる。
それは、今、私の隣で歩いている子。
「ん?どうかした?」
だなんて私に笑いかけるあなたは私と同じ_女の子だ。
みんな、みんな女の子は男の子を好きになるのが“普通”だと言うけど、私はそうは思わない。
“普通”だなんて人それぞれ。そうでしょ?
あとね、私があなたのことを好きなのはあなただからだよ。
あなたが女の子でも男の子でも好きになってた。
性別なんて関係ない。



「好きだよ」
思わず口からこぼれた言葉。
伝えるつもりはなかったけれど、この際全て打ち明けよう。
そう決意した。
「好きだよって、友達なんだから当たり前でしょ?私も、もちろんす_」
「そうじゃなくて!…私は恋愛的に好きなの、大好きなの!」
「え…」
私がそう伝えるとあなたはひどく困惑している。
そりゃそうだよね。
ずっと友達だと思ってた子に告白されたんだもん。
迷惑、だったよね。
「ごめんね!やっぱなんでも_」
その瞬間、あなたは私の言葉を遮ってこう言った。
「私も。私も好きだよ!あなたのことが大好き!」
「え?」
さっきとは逆で、今度は私が混乱している。
そんなときあなたは優しく微笑み、
「この“好き”は私だけだと思ってた。
一緒だったんだね。」
私と、あなたの好きが、同じ?
両思いってこと?
それを理解した瞬間顔に熱が集まった。
多分今、私の顔はリンゴみたいに真っ赤なんだと思う。
こんなに幸せなことがあるなんて思ってもみなかった。
「これからもよろしくね」
「もちろん!」
私達を祝うかのように心地よく暖かい風がそよいだ。

すいしぇー (プロフ) [2023年3月18日 17時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

珍しく恋が実りましたよ!!はっぴー!

すいしぇー (プロフ) [2023年3月18日 17時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

ほんとやん!!!!!!!らぶ♡素敵♡♡♡♡

箸レーゼ (プロフ) [2023年3月18日 18時] 3番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

ネギトロ

箸レーゼ (プロフ) [2023年3月16日 19時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

***
「ねぇルカ、ボクが髪切ろうかなって言ったらどうする?」
カタリ、とソーサーが音を立てる。
動揺したように、ルカが振り返った。
その視線の先では、綺麗な長いツインテールの右の方をブラシで撫でながら、ミクが窺うようにルカを上目で見つめていた。
「……」
ルカは飲んでいた紅茶を飲み干すとティーカップをテーブルに置き、ただ何も言わずにミクのもとへ歩み寄る。
「リンとかメイコ姉みたいにさ、短くするのもいいかなって…」
「そう。良いんじゃないかしら」
言葉とは裏腹に、ルカの表情は冴えない。
右手で左耳に髪を掛けながら、ルカはもう一度言う。
「いいんじゃない?似合うと思うわよ」
その返答になぜかむくれたミクは、ブラシの手を止める。
かと思えば、今度は左の髪を撫でつけ始めた。
しかしその手つきは先ほどとは打って変わって乱雑なものであった。
「…………ルカのばか」
「どうして?似合うって言ってるじゃない」
「そっ、それは嬉しいけど…でも違うの!ばか!!」
「馬鹿って言われても……」
「乙女心は複雑なの!」
「失礼ね、私だって一応乙女なのよ!?」
平行線な二人の会話は、この後の日課である散歩によって終わりを告げた。

箸レーゼ (プロフ) [2023年3月16日 19時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

なんだこの駄文

箸レーゼ (プロフ) [2023年3月16日 19時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

こちら例

箸レーゼ (プロフ) [2023年3月13日 21時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

恋愛は男と女のものだなんて誰が決めたんだろう。
私にとってのそれは、同じ女の子が相手だったから。ずっとそうだったから、不思議で堪らなかった。
小学生の時くらいからだろうか。
薄々と自分が『普通』じゃないんだってことに気付いた。
少女漫画の中でも、恋愛小説の世界でも、周りの同級生たちも。
みんなみんな男女で恋に落ちるから。
だからきっと、私は異端なんだと。そう思い続けていた。
だけど。
「私は好きだよ」
大人になる前に出会えるなんて思わなかった。
学校という狭くて小さな箱庭で、私と同じ『普通じゃない』女の子に。
「なんか懐かしいね」
「そうだね。うちらももう付き合って五年だよ?」
「うん。……ありがとう」
薬指に光る石は、特別な色。
世の中に『普通』なんて存在しないのかもしれない……そう思わせてくれる、不思議な石。
お揃いの指輪を青空にかざして、私は大好きな彼女と笑った。

箸レーゼ (プロフ) [2023年3月13日 21時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

おりきゃら百合

箸レーゼ (プロフ) [2023年3月13日 21時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

作った人です

箸レーゼ (プロフ) [2023年3月13日 21時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

おはようございますこんにちはこんばんは。
作った人です。

箸レーゼ (プロフ) [2023年3月13日 21時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

これは自己満です
………というのは半分正解で半分間違いです

箸レーゼ (プロフ) [2023年3月13日 21時] 2番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

自分が書いたやつを投稿したいのと、プラスフレンドさん…あわよくば百合を書く方のSSを読みたい…浴びたい……というただの欲望まみれの私が作りました。

箸レーゼ (プロフ) [2023年3月13日 21時] 3番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

ご自由に投稿してください。
ルールっていうほどではありませんが、できれば本文は返信の方にお願いします(例は私の投稿で…)
たくさんの百合SSを読める日を夢見てます………

箸レーゼ (プロフ) [2023年3月13日 21時] 4番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

一次、二次創作問いません。
三次創作に関しては任意です

箸レーゼ (プロフ) [2023年3月13日 22時] 5番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]
(C) COMMU