かぁびぃ(駄作者)のボード
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ただいま【ペスト(著・アルベール・カミュ)】の小説を読み終えました。
ペストの唐突な現れ方、それに対する人々の考え、そしてペストがもたらした生活や価値観、考え方の変化。
隔離された人々の暗さ、絶望が丁重に書かれており、たくさんのペストに対する意見が交差しながら、『人のために戦う』主人公医師が本当にしっかりした人で、それこそ揺るがない意思を持った人だなあと思いました。
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ペストは指を指しながら私たちを狙っており、当たり前のように着いてきては家に居座る。そんな存在。
ペスト菌はけして消滅することはなく、何十年も家の家具の下や服、トランクの中から幸福な町を狙っている。
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そして、再び鼠を介し───淡々と私たちを狙っている。
心に一抹の影を落とす、そんな作品でした。
かぁびぃ(駄作者) (プロフ) [2017年12月3日 15時]
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