Neon.のボード
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多分輝俠のひび割れた心をこじ開けたのは木下。
木下だけなんだよね。コートの中に入ってないの。他の人より劣等感とか強そう。“勘違い、してたんだなぁ”の震え声で精神逝った。まじでつらいってやめろよ。このセリフのオマージュっぽいの言わせたいなぁ…
『ヒーローになれると思っていた』木下と『ヒーローになるしかなかった』舞柳で対比になってるのに今気づいて鳥肌えぐい
輝俠さん精神崩壊までの流れ
文化祭のオリ曲制作のために最近あまり寝ていない
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2週間前に完成、デモを流すとかっちゃんに酷評
(【こんなクソみてぇな曲で恥でも晒してぇのか!?】)
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『恥晒し』でトラウマがフラッシュバック
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《《精神崩壊》》
Neon. (プロフ) [3月4日 21時] 3番目の返信
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【特別明るい星ではないとしても。】
『あぁ…そうだよな。天才様にはわからねぇよな…凡人の想いなんて。』
突然、ナニカに憑かれたように力なく立ち上がり、あの可愛らしいハートの形をした光はとうに消えた赤色の瞳で俺たちを睨みつける舞柳。
『は、テメっ…』
苛立った爆豪が舞柳を殴ろうとする。しかしその固く握られた拳は彼女に届かなかった。
『折角だから、話しておこうか。私のこと。』
嘲笑するように口角を上げる。ああ、そんな顔。まるで道化師じゃないか。
『私な、中2前半までは大阪にいたんよ。なんで引っ越したか?虐められたからさ。緑谷なんて比じゃないレベルのな。』
え、緑谷いじめられてたのか!?誰にだ!?
ドサリ、とソファに座り、笑顔を模しただけの顔をした彼女は続ける
『高身長の中性的な顔でおまけにまな板。スカートなんざ履いたらバカにされンだわ。“似合わな”だの“キモい”だの好き勝手言いやがった。
腹立ったからズボンを履いていった訳よ。そしたら“お前はこの学校の恥晒しだ”って言われてな。どうすればいいんだよってキレたわ。そうしたら今度は個性の方でバカにしてきやがった。』
舞柳は、強いのに…なんでだよ…?馬鹿にする要素が何処にあるんだよ……?なんで、なんで…?
『将来の夢のことになると勝手に“ヒーロー”に書き換えられたんだよ。本当はなりたくなかった。』
『舞柳さ、』
『お前らはいいよな!!!ちゃーんと人命救助も出来る個性でさァ!!』
突然の怒声。舞柳は大抵キレてるけど、そのどれもが少し悪ふざけを含んでいるようように感じた。
でも、今のこれは、悪ふざけなんてない。もう、見境なく当たり散らしてるだけ。
『結局、凡人は凡人のまま死ぬしかないんだよ!!頑張れば秀才にはなれると思ってたよ!今まではな!!お前らのせいで台無しだよ!!バーーーカ!!』
あぁ、ここでも、俺は、ヒーローになれないんだな。舞柳のことは大体のことを分かってると思っていたけど、それすらも勘違いで。舞柳は俺たちが思うよりも、ずっと黒かった。…確か、コード名はレグルスって言ってたっけな。獅子座の中で一番明るい星だけど、1等星の中では一番暗い。俺が来るまでこのクラスは21人。全天21の1等星…その最下層と言ったらよくないだろうけど、今は、そうとしか言えない。誰にも見られない暗い星。
俺が、照らせる方法はないのか…?
Neon. (プロフ) [3月4日 22時] 4番目の返信
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『“凡人”は“天才”になれないんだよ!!!』
そう震えた声で俺たちに訴えかける。横目で上鳴を見ると、手を伸ばしたが何かを察した顔をして伸ばしかけた手を力なく下げるのが見えた。
個性で、か…上鳴の電気系は舞柳曰く当たり枠らしい。電気系統はどんな作品でも他より強かったり便利だったりするしな。でも、舞柳は戦闘特化。一芸に秀でたタイプ。なんなら、ここにいる全員が、舞柳にとって地雷だったのかもしれない。戦闘も人命救助もできる両刀。舞柳にとっては劣等感をさらに大きくするゴミ溜めのようなものだったのだろう。
『舞、柳……!!』
俺にはわからない、なにか大きな力に引きずられるように舞柳へと手を伸ばす。正直な所、舞柳の情報でしかこの世界のことは分からない。俺も、本当は誰かに思い(ボール)を繋ぎたかった。でも、それは結局叶わなかった。誰かの止めようとする声がまるで、深海に沈んだようにくぐもって聞こえる。
やっと、舞柳の本当の思いがわかったような気がする。
それは、彼らに対する嫉妬でも、自分への嫌悪でもない。ただの『寂しさ』。
誰にも分かってもらえず、孤立していた過去。周りを見れば戦闘特化の個性なんてろくにいない。寂しい。1人は嫌だ。
__舞柳、俺もおんなじだよ。寂しいのは、独りぼっちは、嫌だもんな。
Neon. (プロフ) [3月4日 22時] 5番目の返信
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【光は、ずっとそこに。】
『舞柳…お前は、寂しかったんだな。ずっと。』
あの拒絶するようなあのオーラは消え失せた…いや、違う。木下くんの“優しさ”に取り込まれたんだ。
『独りぼっちは怖いもんな。俺も、おんなじだよ。』
それは、小さな子をあやすように。ひび割れ、凍りついた心を甘く溶かすように。優しく、舞柳さんを撫でる。
『き、のし、た…?』
『大丈夫。これからは俺が側にいてやるから。たとえ、何があっても。』
プロポーズともとれるその発言に舞柳さんは、子供のように泣き出した。
『っ…ほん、と、は、わた、し、ヒーローなんて、なりたく、なかったの…
みんなを、うらで、ささえる、ひとが、よかった…!でも、でも…!』
『…そっか。』
そう言ったきり、彼は一言も言葉を発さなかった。ただ、大きな声で泣き続ける、本当は寂しがりな少女の心を癒やすように、優しく撫で続けていた。
彼女はただ、隣にいてくれる人が欲しかっただけなのだろう。
いつの間にか泣き声は途切れ、静かな寝息だけが無音の空間に響いていた
Neon. (プロフ) [3月4日 22時] 6番目の返信
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