4個目に至る
『……みんな、どんな覚悟を持ってるかなんて気付いてくれない』怖がってばかりで、知らないほうがいいと隠し続ける。かく言う自分もその一人。(名前)も少なからずそう思った。だからこそ判る。
『酷くないです。事実ですから』↑断言するスタイル相変わらず上限来るの早い。
「…………」視界が霞む。涙のせいなのか汗のせいなのかは分からないけれど。「私が、お父さんの存在を知ったとして。何が困るの___」
「辛辣!」↑声を上げるスタイルそれなです
『……君がどう感じるのか、どう今後生きていくのか』『想像が付かないから、みんな隠すんだよ』『……停滞を、望むんだよ』君に傷ついてほしくないと思う彼等の思いに、どうか気付いて。
『……そんなこと、ありませんよ』↑スンとしたスタイル
少女は手帳を右手に持ち、左手に電話を持ち、わなわなと唇を震わせる。鳶色の瞳から涙が溢れる。「それでもいい。……別にこれから先がどうなろうと。お父さんの存在を確かめる事が、私が探偵社に入った、理由だから」
「いいや。そんな事あるね」↑少し拗ねたスタイル
『……そっか、じゃあ僕は邪魔しない』『君の望むようにしたらいい。その覚悟があるなら大丈夫』(名前)は手に持った携帯電話を見つめる。
『無いですよ』↑押し通すスタイル
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