あ、
「そうか……?」彩奈の方を見る
「うん」彩奈の手は確かに冷たい。
「……彩奈、お前」冷たくないか、と呟く
「そうかなぁ、もしかして」彩奈は腹部に生えた突起を抜く。ぶしゃあ、と赤が広がった。「これのせいかな?」
「うっ、あ······!」僅かに後ずさる
「ね? れーくん、違うかな?」
「や······」認めたくないと言うように首を横に振る
「れーくん?」
「あや、な······」
「あはは、そろそろ死んじゃうや」
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