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クエストを受ける
少しずつ商品が売れていくにつれ、会場の下卑た熱気が増してくる。
モンスターの討伐に向かう
「……自分でやってるんだけど、やな感じ」呟く。
「よしっ……」討伐していく
海知の血と毛のサンプルが買い取られ、海知が運ばれる。
「んー……海知は大丈夫やろか」ふと呟く
『持ち主からの希望で、貸し出しは明日の朝六時まで。基本的に何をしてもいいですが、命に関わる怪我や耳、尻尾などの切り落としを禁止しております。奴隷契約もそれで結ばれており、その事を除けば優良商品! 黒毛の獣人本人の登場です!』獣人状態のままステージに運ばれ、ぼんやり客席を見る。まともな人間はいなさそうだな、と。
「……」刀についた血を拭う
次々と値が更新されていき、これならしばらく困らなさそうだなあ、と呑気に考える。
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