513
「さて、いくか」立ち上がる。
「………」唇を噛む
「ん~」道のない方へ歩いていく。
「何が、おかしいんかな…」ダガーを見つめて呟く
ダガーが孕む気配は、太陽が出ているためか風の方が強くなっている。
「……やっぱこんなん持ってたはずないんよなぁ…」呟く
応える者はない。
考え込む
「んー、こっちは草ばっかか」海知は鬱蒼と繁った茂みの中を歩いている。
「なんか……足りひん気がすんのになぁ…」あー、わからん、と呟く
ユーザ登録画面に移動