Break or broken

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何て浅はかで愚かしく、向上心の無い馬鹿ばかりのくせして、自分達を頂点と勘違いするのだろう。彼は決してそういったものが嫌いな訳ではない、寧ろ好ましいと言える。ただ好きだから理解があるという理論な筈は無く、彼女にとってそれは疑問でしかない。しかしまあ、誰かに聞けば良いだけの話なのだが。友達は?居ません!知人は?居ません!恋人は?居ません!愛する者は?人間です!それには嫌われてる?多分!至極当然のようにそう答えてしまうような奴なのだ、しかもほぼほぼの人間に好かれていない自覚まであると来た。そりゃ独りで悩む他ない。下手したら人間より馬鹿かもしれない、待て待て、だって僕お父さんじゃないか。お父さんが子供より馬鹿とかそんな筈は無い、…待てよ?父親が仮に、いや仮じゃないけど、兎に角知性があったとする。それなら子供にも知性があって当然なのでは。どんどん話が逸れている事に対して変だとは思わないのか、意味もなく彼はうんうんと唸っていた。例えそれが彼女にとって意味があるとして、誰がその悩みを理解してくれるのだろう。話を戻そう、要するに此奴は暇なのだ。人間を見守るというのも別に面白くないという訳では無いし、嫌だとも思っていない。だってお父さんだもんね、でも敬ってくれる相手が居ないから寂しくて仕方ないんだよこっちは、というのが本音である。一人芝居ほど虚しいものはないのは重々承知だろうに。ではどうするか、彼は考えた。単純な事だったのだ。
「てな訳でパパは来ちゃったよ、きゃー、緊張しちゃうよね!ただなあ、暇潰しに来ただけなのに人間に攻撃されたりしたら困るんだよなー…どっからどう見ても今の僕人間だし、いやー…まっ、もしもの事態になったら警察にでも行こうかな。確か人間を取り締まる係みたいなのは居る筈だし!」
つまりは此奴が究極的に馬鹿という事が判明した。というのは冗談で、相手が居ないなら作りゃ良いと人間の住まう場所に急行。但し人間の姿で、である。そういえば、もし破壊すべき対象となったら警察に突き出すという、案外常識的な考えは持っていたらしい。まあ、警察にすら挙動不審で疑われたらどうすんだという突っ込みは無しで行こう。

Santa (プロフ) [2017年11月9日 23時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

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Santa (プロフ) [2017年10月23日 21時] 1番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]
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